「もうこんなのいらないよ!」

そんな台詞とともに、子供が何かを親に返していたら、反抗期にありがちな悲しい場面に見えるかもしれません。

しかし、シチュエーションによって印象は一転。親として、この上なく嬉しい瞬間となる場合もあるようです。

アメリカのシカゴに在住している、心臓外科医の月岡祐介(@TsukiokaYusuke)さんは、1枚の写真をX(Twitter)に投稿しました。

写っているのは、月岡さんの妻が5歳の息子さんから「もうこんなのいらないよ!」と返された物です。

それは、渡米の直後に妻が息子さんに渡した、大切な物で…。

英語フレーズ集の写真

息子さんが持っていたのは、学校で周囲に助けを求める際に役立つ英語フレーズ集。

渡米したばかりの頃、不安だった息子さんはこれを1日中握りしめて過ごしていたのですが、晴れて『お役御免』となりました。

英語フレーズ集をどこかに仕舞い込むのではなく、わざわざ母親に直接返したのは、「安心してね」と伝えたかったから…かもしれません。

月岡さんは、息子さんの成長に「とても嬉しいです」とコメントをしています。

この出来事が胸にしみた人たちから、さまざまな声が寄せられました。

・不安な時のお守りになっていたと思うと泣ける。

・息子さん、よく頑張ったなぁ!

・これを持たせた親御さんに感情移入して、胸がいっぱいになった。

・親として、これほど嬉しい『お役御免』はないでしょう。

言葉の壁を越えて、自ら歩み始めた息子さん。

自信がついた姿からは頼もしさが感じられますね!


[文・構成/grape編集部]

出典
@TsukiokaYusuke