公益財団法人クマ財団は「創造性が共鳴し合う、世の中に」をビジョンに掲げ、「クリエイター奨学金」をはじめ、次世代を担うクリエイターの育成に取り組んでいます。
この度、活動中のクリエイター奨学金7期生・36名がそれぞれの作品や活動を発表するシリーズ「KUMA experiment 2023-24」の第四弾として、企画展『まばたきの透間』をクマ財団ギャラリー(六本木)にて2024年1月13日(土)~1月28日(日)に開催いたします。

参加するクリエイターは、人々が純粋に見て楽しめるアニメーションを探求する岡井莞志、「金属で描く」をテーマに工芸作品を制作する河田歩里、木や鉄、さらには熱や風を素材として組み合わせた作品を手がける辻一徹、インスタレーションやパフォーマンス、文章など幅広く活動する手塚美楽、版表現を織り交ぜながら自身の身体像を新たな角度から思考する堀田ゆうか、フロントエンドデベロッパとして活動する傍ら、メディア・アート作品の制作を行なう松本新の6名。異なる領域で未来を見据えて創作する若手クリエイターがそれぞれの取り組みを発表します。

まばたきの透間

出展作家|岡井 莞志 / 河田 歩里 / 辻 一徹 / 手塚 美楽 / 堀田 ゆうか / 松本 新

会  期|2024年1月13日(土)~1月28日(日) ※火・水曜日は休廊

開館時間|12:00 - 19:00

イベント|ワークショップイベント「blink blank

     1月12日(金)17:00 - 20:00 ※雨天決行

料  金|入場無料

会  場|クマ財団ギャラリー

106-0032 東京都港区六本木7-21-24 THE MODULE roppongi 206

MAP: https://goo.gl/maps/4u3mdpTyS3o6dqB57

▶︎ 詳細はこちら:https://kuma-foundation.org/gallery/event/kuma-experiment23-24_04/

  • Statement

社会で規定される時間は加速度的にアップデートされて、そのスピードに追いつけないまま言葉が表層を漂い、表層によって様々な判断が下される。具体的に目には見えないけれど確実に存在するもので、時に早くなったり遅くなったりする。

たとえば、手にしているスマートフォンのタイムラインは、すぐに流れていく川の水のようなもので他者の記憶に影響を及ぼす可能性はかぎりなく0に近い。誰かの呼吸の動きをすぐ隣で見つめることは、知らない土地にはじめて行ったときのように緩やかに経過する気持ちを思い出させてくれる。

本展では個々の精神に存在する瞬間---「まばたき」する無意識を直感したものである。

目の前のものごとに自分のチューニングを合わせることで、気づいていなかった感覚を呼び起こすことができるのかもしれない。

会期前日1月12日、本展覧会のレセプションイベントとして、ワークショップ「blink blank」を開催します。ギャラリー周辺を散歩しながら路上観察を行い、時間感覚の変化や、各々の持つ視点についてお話しましょう。暖かく、歩きやすい格好でお越しください。

▼日程

 1月12日(金)17:00 - 20:00 ※雨天決行

▼タイムスケジュール

 17:00 スタート・イントロダクション

 17:30~18:30 散歩

 18:45 トークセッション開始

 20:00 クローズ

▼料金

 無料・事前予約制 ※定員に達し次第受付を締め切る場合がございます

▼参加方法

 参加を希望される方は、以下のフォームより参加登録のほどお願いいたします。

 参加登録フォーム: https://forms.gle/jRHmYGYbZPPDnpdv8

▼会場

 クマ財団ギャラリー

岡井 莞志(Kanji Okai

人々が純粋に見て、楽しめるものを創造していきたい。

岡井 莞志《Nightmare》2020

河田 歩里(Ayuri Kawada)

広島市立大学大学院芸術学研究科金属造形研究室 在籍。「金属で描く」をテーマに、伝統的な技法や素材を用いて作品を制作。絵を描くように、歌を歌うように、自己表現としての伝統工芸を信じている。私の心に留まった自然の風景を、誰かの心にも留まるように描き出したい。


Instagram: https://www.instagram.com/ayuri_kawada/

河田 歩里《赤銅象嵌小箱「水面」》2021

辻 一徹(Ittetsu Tsuji)

東京藝術大学デザイン科在籍中。鉄や木といった触れることができるものだけでなく時間や重力、熱や風といったものまでを素材とし、それらが内包する生々しい感覚を探りながら素材同士を組み合わせ、さらにそれらに二次元上や空想上、理想や予測では想定し得ないズレや偶然性を孕ませた作品を制作する。

Instagram: https://www.instagram.com/ittetsutsuji/

X(旧Twitter): https://twitter.com/Ittetsu_Tsuji

辻 一徹《Enohpomarg》 2022

手塚 美楽(Mira Tezuka)

武蔵野美術大学卒業。東京藝術大学美術研究科先端芸術表現専攻在学中。2021年、第一歌集『ロマンチック・ラブ・イデオロギー』を書肆侃侃房より刊行。インスタレーション、パフォーマンス、文章表現による作品制作をおこなう。

Instagram: https://www.instagram.com/taneofkaki/

X(旧Twitter): https://twitter.com/TANEofKAKI

手塚 美楽《ロールプレイング理想の彼女》2023


堀田 ゆうか(Yuka Hotta)

支持体を俎上に、あるいは支持体を抜け出した自身の記憶の中に残存する身体の気配に形を与えて、新たな身体のイメージを滲ませるような制作を行なっています。近作ではスキャナーなどの外的なメディア、版表現を織り交ぜながら自身の身体像を新たな角度から思考しています。

Website: https://yukahotta.myportfolio.com

Instagram: https://www.instagram.com/yuukasun/

堀田 ゆうか《eeeyyyyee.》2022

松本 新(Arata Matsumoto)

兵庫県出身。フリーランスのフロントエンドデベロッパとして活動する傍ら、メディア・アート作品の制作を行なっている。自身の根源的な恐怖である無限という概念を、時間や死生といった観点から再構築することで、その恐怖を和らげることができるのではないかと画策している。

Website: https://www.aualrxse.com/

Instagram: https://www.instagram.com/aualrxse/

X(旧Twitter): https://twitter.com/aualrxse

松本 新《time event〈5 frames〉》2023

  • Information

タイトル|まばたきの透間

出展作家|岡井 莞志 / 河田 歩里 / 辻 一徹 / 手塚 美楽 / 堀田 ゆうか / 松本 新

会  期|2024年1月13日(土)~1月28日(日)

開館時間|12:00 - 19:00

イベント|ワークショップイベント「blink blank

     1月12日(金)17:00 - 20:00 ※雨天決行

料  金|入場無料

W e b|https://kuma-foundation.org/gallery/event/kuma-experiment23-24_04/

会  場|クマ財団ギャラリー

  〒106-0032 東京都港区六本木7-21-24 THE MODULE roppongi 206

  MAP: https://goo.gl/maps/4u3mdpTyS3o6dqB57

主  催|公益財団法人クマ財団

ビジュアルイメージ|大里 淳

お問合せ|クマ財団事務局

        Mail: contact@kuma-foundation.org / Tel: 03-6721-7798(平日: 11:00 - 19:00)

        フォーム: https://kuma-foundation.org/contact/

  • クマ財団7期生(36名)による企画シリーズ「KUMA experiment 2023-24」

クマ財団ギャラリーにて展示やパフォーマンスなど6の企画を2023年10月から半年に渡って実施

KUMA experiment」は「クリエイター奨学金」の採択クリエイターによる展覧会シリーズです。社会とつながることを目的にプレゼンテーションを行う実験的な場となることを目指しています。

KUMA experiment 2023-24」では7期の奨学生全36名のうち6名で構成する6のチームが発表します。活動ジャンルは19種類に及び、六本木のクマ財団ギャラリーにてアート・音楽・パフォーマンス・テクノロジー・デザインなど多領域の作品を展示いたします。

▶︎ 詳細はこちら:https://kuma-foundation.org/news/9583/

  • クマ財団について

公益財団法人クマ財団

株式会社コロプラ創業者である馬場功淳が2016年に設立した、次代を担う若きクリエイターの活動を支援・助成することを目的とした財団です。25歳以下の学生クリエイターを対象とした「クリエイター奨学金制度」の制定を主軸に、勉強会・交流会といったインプット機会の提供や、制作した作品の展示会など発表の場の提供。加えて卒業生を対象とした助成金「活動支援制度」などあらゆる側面から創作活動を支援しています。


Web|https://kuma-foundation.org/
住所|〒106-0032 東京都港区六本木7-21-24 THE MODULE roppongi 203
Mail|contact@kuma-foundation.org


クマ財団ギャラリー

クマ財団クリエイター奨学生ならびに活動支援生の作品発表の機会を継続的に持つことを目的に、2022年4月に東京・六本木にオープンいたしました。文化とアートの中心の一つである六本木で年間を通じて、当財団が支援する若手クリエイターの発信し、若い才能が持つ無限の可能性を社会と繋げていきます。


Web|https://kuma-foundation.org/gallery/
住所|東京都 港区 六本木 7-21-24 THE MODULE roppongi 206
アクセス|日比谷線大江戸線「六本木」駅徒歩4分 / 千代田線乃木坂」駅徒歩7分

配信元企業:公益財団法人クマ財団

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