TISインテックグループの株式会社ネクスウェイ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:松森 正彦、以下ネクスウェイ)のFAX受信サービス「FNX e-受信FAXサービス」は、電子帳簿保存法※1(以下、電帳法)対応をはじめとした経理業務のさらなる効率化に向け、株式会社インテック(本社:富山県富山市、代表取締役社長:北岡隆之、以下インテック)の電子帳票システム「快速サーチャーGX」と連携したことを発表します。

 本連携により、FAXで受け取った見積依頼書や注文書などの帳票類は、「FNX e-受信FAXサービス」で電子データ化され、「快速サーチャーGX」に連携されるため、商取引のペーパーレス化や業務効率化に加え、電帳法が定義する「電子取引の保存要件」※2を満たした状態での保存が可能になります。

※1 国税関係帳簿書類を電子データ化して保存することを認めた法律。

※2 電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書類の保存方法等の特例に関する法律(平成十年法律第二十五号)第二条5号。

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=410AC0000000025#Mp-At_2

<「FNX e-受信FAXサービス」と「快速サーチャーGX」の連携イメージ>

■背景

 改正電帳法の施行により、注文書類などは一定の要件のもとデータで保存することが義務付けられたため、受発注業務でFAXを採用する企業から、FAXで受け取る注文書類等の電子保存に関するニーズが高まっています。

 このような現状を受け、ネクスウェイは、FAXで受け取った帳票類のデータ化及び電子保存に対応、電帳法に対応した業務フローの構築を目指し、本連携に至りました。

■本連携における新機能

 「FNX e-受信FAXサービス」では、本連携により電子帳簿保存の要件「可視性の確保」※3を満たす以下の機能を実装しました。

● 保存対象の帳票の特定機能

● 取引データの複数の記録項目の組み合わせ検索機能

 これらの機能によって、以下の情報を電子データ化し、「快速サーチャーGX」へ連携することで、保存および検索が可能となります。

 また検索機能は、電子帳簿保存の要件である「取引年月日/取引金額/取引先」の3項目に加え、任意の記録項目での検索が可能です。

● 受信時FAX原稿(編集前)、送信時のFAX原稿

● テキスト情報(取引年月日(受信送信日時/取引先名/取引金額/自由項目/メモ/格納フォルダ/ステータス/クリップなど)

※3 見読性の確保:ディスプレイと端末、プリンタが用意されすぐに使えること、

検索機能の確保:「取引年月日/取引金額/取引先」の3つの項目で検索ができること

■本連携による利用メリット

受発注業務の効率化

  属人的なデータ入力作業を削減し、受発注業務を効率化

帳票業務のペーパーレス化

  全ての帳票類がWEB発行で完結、ペーパーレス化を実現

電帳法に対応した帳票類の一元管理

  FAX、メール、EDIなど複数チャネルから連携される帳票データを、電帳法に対応した帳票管理が可能

■今後について

 ネクスウェイは今後も、「FNX e-受信FAXサービス」を通じて、電帳法対応をはじめとした企業間商取引のDX・デジタル化を検討する企業を支援し、お客様の生産性向上を実現します。

■インテックの「快速サーチャーGX」について

 「快速サーチャーGX」は、企業内の様々な帳票、紙文書等のデータを統合管理し、いつでもどこでも簡単に高速検索、閲覧、印刷できる電子帳票システムです。データ共有による業務効率化や電子帳簿保存号対応をサポートします。利用環境は、オンプレミス版とクラウド版から選択でき、自社の運用や予算に合わせた最適な導入を実現します。

詳しくは以下URLをご参照ください。

https://www.einswave.jp/service/form_log/kaisoku_searcher_gx/

■ネクスウェイの「FNX e-受信FAXサービス」について

 「FNX e-受信FAXサービス」は、受信したFAXの仕分け・閲覧・検索・編集・返信が可能になるサービスです。

<特長>

外出先から閲覧・返信

  受信したFAXをPDFデータとしてクラウドサーバに管理。いつでも、どこからでもWEBで閲覧・FAX送信が可能。

現在のFAX番号のまま電子化を実現

  現在のFAX番号がそのまま使えるため、番号変更の手間が一切かからない。

紙管理のコストを低減

  FAXをPDFデータとして管理でき、ペーパーレス化を実現。紙やインク、保管場所コストの削減が可能。

何枚受信しても、何名利用しても追加0円

  受信トレイ数・アダプタ数に応じた月額定額制。受信枚数、利用人数の追加料金はかからず、明確なコスト管理が可能。

部署・事務所単位の導入が可能

FAX回線単位の導入のため、部署や事務所を限定したスモールスタートが可能。

アダプタの設置で手軽に導入可能

  専用アダプタをFAXに取り付けるだけで、すぐにサービスを利用可能。

詳しくは以下URLをご参照ください。

https://b2bform.nexway.co.jp/service/jyushin

※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

※記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

株式会社ネクスウェイについて(https://www.nexway.co.jp/

ネクスウェイは、デジタルとアナログをつなぐ通信サービスとSaaSを提供する会社です。

情報の多くがクラウド上で処理される現在においても、なお私たちの生活はリアルな社会で営まれており、デジタルとアナログを結び付けることはますます重要になってきています。

ネクスウェイが提供するサービスを通して情報を日本のすみずみまで届け、あらゆる人が自分らしく働ける世界の実現を目指します。

TISインテックグループについて

TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。

◆「FNX e-受信FAXサービス」に関するお問い合わせ先

株式会社ネクスウェイ ソリューション事業本部 

ビジネスソリューション事業部

TEL:0120-341-890 E-mail:clp@nexway.co.jp

配信元企業:TIS株式会社

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