2023年12月1日（金）、双葉社の女性向け漫画雑誌『JOUR（ジュール）』1月号が発売された。今号は従来の連載作品に加え、大谷博子先生の画業50周年を記念した豪華付録が目玉となっている。
大谷先生のデビュー作は、1973年より『別冊マーガレット』で連載された『ポコとロックのラブソング』。当初は少女まんが雑誌を主戦場に、「星くず」や「由似」といった人気シリーズを次々と手がけていたが、1980年後半からは『JOUR』をはじめとする女性向け漫画雑誌にも活躍の場を広げるように。
そして1993年には、大谷先生の代表作「ペンションやましな」シリーズ第1作となる『風の通る道』の連載がスタートする。北の大地・北海道にある「ペンションやましな」を舞台に、訳アリの客人たちとペンションで働く人々の温かな交流を描いた作品で、『夢はうたかた』『たそがれの向こう側』『風色セレナーデ』『風のペンション』などタイトルを変えながら約30年にわたって連載されてきた。
そんな同シリーズを筆頭に読者からの支持を集め続け、2023年に画業50周年を迎えた大谷先生。これを記念し、『JOUR』1月号には「『風のペンション』豪華W（ダブル）付録」として「96p 特別小冊子」と「A4 ポスター型 2024 年カレンダー」が収録されている。
『風のペンション』は「春告鳥」「家族の絆」「粉雪」などのようにシリーズ化している作品で、「96p 特別小冊子」には同シリーズから「粉雪」と「秋雨」の2編をスペシャルセレクションとしてお届け。笑いあり、涙ありな“大谷ワールド”が詰まった初見の読者にもオススメの一冊となっている。
対して「2024年カレンダー」は、A4ポスターとしても飾れる仕様。いつでも『風のペンション』の世界観に浸れるので、ファンなら必ず入手しておきたいアイテムと言えるだろう。
また『JOUR』の連載陣つながりでいえば、名香智子先生も今年で画業50周年を迎えた。これを記念して各電子書店では、名香先生の作品を対象とした電子コミックス大量値引きフェアを実施中。12月1日から15日までの期間限定で、『マダム・ジョーカー』の1～3巻が無料ストリーミングになるほか、４～12巻までの作品は半額で提供される。
さらに増刊号『マダム・ジョーカー総集編』に関しては、第5集から17集が100円に。『名香智子コレクション』全10巻も半額になるので、お得感満載なフェアをぜひお見逃しなく。
『JOUR』2024年1月号と大量値引きフェアの両方をチェックして、レジェンドたちの画業50周年をお祝いしよう。
コメント