バカリズム原案のオムニバスドラマ『ノンレムの窓 2023冬』が、日本テレビ系にて12月25日22時から放送されることが決まった。

【写真】『ノンレムの窓 2023冬』女子高生姿もかわいい森七菜

 昨年4月に誕生し、今回で第5弾となる『ノンレムの窓』は、独創的な世界観とウィットに富んだ笑いを織り交ぜ、珠玉のストーリーを生み出す、バカリズムワールド全開の全3話からなるオムニバスドラマ。

 バカリズムは原案・脚本だけでなく、自らも〝窓先案内人〟としてドラマの幕間に登場。斉藤由貴が演じる〝顔を一切見せない謎の女性〟との不思議な掛け合いも見どころだ。さらに今回の幕間には大物俳優がふんしたサンタクロースも登場…。

 第1話は、バカリズムが脚本を担当する『野崎さんの夢』。芸能界を夢見る主人公・野崎早苗(18歳)を森七菜が演じる。物語のキーマンでもある、野崎の同級生・伊藤典子役は小野花梨。卒業と同時に大手芸能事務所に入る事が決まっている野崎の元に「野崎さん、卒業したら東京でモデルさんになるって本当?」と同級生の伊藤がやって来て…。監督は『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(どちらも日本テレビ系)などを手掛けた鈴木勇馬が担当する。

 第2話は、ヨーロッパ企画の左子光晴、上田誠が脚本を担当する『れんあいそうかんず』。愛する妻と小学1年生の娘を持つ主人公・山岸俊樹を滝藤賢一が演じる。妻・山岸夏生役は堀内敬子、娘・しま役は7歳の永尾柚乃が務める。家族3人、幸せな日々を過ごしていた山岸家だったが、娘の「れんあいそうかんず」を見てしまい、思いもよらない方向へ…。

 第3話は、脚本を金沢知樹が担当する『デスゲーム』。「ゲームを開催いたします。あなたを絶望から救うクリスマスプレゼントになるかもしれません」。とにかく金が必要な男女6人の元に届いた謎の招待状。「さぁ、ゲームを始めよう」。聖なる夜にデスゲームの幕が上がる―。ゲームを主催する謎のディーラー斎藤工が演じる。“デスゲーム”に参加する日田友一役に岡山天音ディーラーの秘書・小瀬桃花役に蓮佛美沙子、そして佐世保役にはネプチューン堀内健

 『ノンレムの窓 2023冬』は、日本テレビ系にて12月25日22時放送。

※出演者コメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

◆『野崎さんの夢』主演:森七菜

Q:『ノンレムの窓』への出演が決定してー

ものすごく嬉しかったです。バカリズムさんが脚本を書かれたドラマ『ブラッシュアップライフ』や配信されている作品などをちょうど見ていたので、すごいタイミングと思ってご縁を感じました。

Q:『野崎さんの夢』についてー

バカリズムワールドは不思議でした。自分たちでは普通に会話しているつもりでも傍から見たら違う見え方をする。

『野崎さんの夢』はタイトルにもありますが、芸能界入りを夢みて頑張っている女の子で、その夢がどうなっていくのかみなさんに楽しんで頂きたいです。小野(花梨)さんとは、以前お会いしたことがあり、ずっとご一緒したかったです! 今回初めて一緒にお芝居をして、高校3年間ずっと同じクラスだった感じが花梨さんのおかげで出せたと思います。長い台詞を一連で撮影するシーンもありましたが、花梨さんのおかげで一緒に乗り越えられました。

Q:視聴者の方へメッセージ

25日のクリスマスの夜に、食卓を囲みながら家族団らんで『ノンレムの窓』を見ていただけたら絶対に楽しめると思うのでぜひご覧ください。

◆『れんあいそうかんず』主演:滝藤賢一

Q:『ノンレムの窓』への出演が決定してー

バカリズムさんの世界観が詰まった『ノンレムの窓』、その中で今回はヨーロッパ企画・左子さん、上田さん脚本の作品に出させていただくのは初めてなので、とても嬉しかったです。楽しみにしていました。

Q:『れんあいそうかんず』についてー

共感できるなと思ったのは、娘に好きな子が出来て、その子を授業参観のときに探してしまうというのは親としてあるなと思いました。実は娘役を演じた柚乃ちゃんとは、彼女が1歳半の初現場で同じ現場でご一緒したことがあります。

Q:視聴者の方へメッセージ

クリスマスなので、家族みんなで見ていただけたらとても嬉しいです。とっても見やすくてキュートでポップな作品になっていますし、斎藤工さんと森七菜ちゃんの作品もものすごく面白いので多くの方に見ていただきたいです! メリークリスマス!!

◆『デスゲーム』主演:斎藤工

Q:『ノンレムの窓』への出演が決定してー

これまでの『ノンレムの窓』シリーズを拝見していたので、この世界に入れることがとても嬉しかったです。脚本の金沢知樹さんとは古くからのお付き合いなのですが、役名に九州の地名を付けるなど金沢さんらしさが隅々にあると思いました。キャラクターを演者さんにしっかり渡してくれる脚本だったので、自分だけじゃなく、自肩が強い役者さんが集まってこの作品に挑めました。

自分の役割をすごく明確に捉えて現場にみなさんいらっしゃっていたので、脚本と現場の解像度が“金沢知樹の世界”なのかなと思いました。

Q:『デスゲーム』についてー

どうやってこの世界を撮影されるのだろうと…事前にはなかなか想像ができなかったです。共演の役者さんたちだったり、この環境だったり、美術、撮影、照明、衣装、メイクなど、すべての部署の方たちが同じ方向を目指している作品だったので、迷いは全くなく演じられました。みなさんのキャラクターが色濃くて、短期間での撮影ならではの化学反応があったなと思います。

Q:視聴者の方へメッセージ

聖なる夜に相応しいのか相応しくないのかわからないですが、現実のような非現実のような、非常にあいまいな時間を僕も日ごろ過ごしている感覚があるので、眠っているのか起きているかその間のような、みなさんも心当たりのある不思議なエンターテインメントを聖なる夜に味わっていただけたら嬉しいです。

『ノンレムの窓 2023冬』(上段)原案・脚本を務めるバカリズム(下段左から)森七菜、滝藤賢一、斎藤工 (C)日本テレビ