西島秀俊内野聖陽がダブル主演を務めるドラマ『きのう何食べた? season2』(テレビ東京系)の第10話が8日深夜に放送され、シロさん(西島)がケンジ(内野)の母・峰子(鷲尾真知子)からの言葉に感動する姿が描かれると、ネット上には「ちょっと待って号泣」「めっちゃいいお母さん」といった反響が巻き起こった。

【写真】鍋を食べるシロさん(西島秀俊)とケンジ(内野聖陽) 『きのう何食べた? season2』第10話場面カット

 ある日、シロさんはケンジの母・峰子や姉たちと食事をすることになる。ケンジの話では、峰子がシロさんに会いたがっているというものの理由は明かさないそうで、なぜ急に“会いたい”と言い出したのかもわからないという。シロさんはケンジの家族のために上野の老舗ウナギ屋の個室を予約する。

 食事会当日。店にケンジの家族が到着するが、シロさんを見るなり“素敵な人だ”と盛り上がる姉たちに対し、峰子は一人冷静。シロさんとケンジはそんな峰子の一挙手一投足が気になって仕方がない。

 一同はウナギのコース料理を堪能しデザートを食べていると、峰子が「ちょっと湿っぽい話になるんですけど…」と切り出す。最近、知人が突然息子を亡くしたそうで、峰子は“自分もいま息子を亡くしてしまったら…”と考えたという。峰子は、一度でもシロさんと顔を合わせていたら、ケンジが亡くなったとしても、シロさんも身内の1人として、一緒にケンジを見送ることができると説明する。

 峰子の話に、シロさんは思わず胸打たれたような表情になるものの「でも、私の立場はご家族とは…」と戸惑いの言葉をつぶやく。すると峰子は「他人でも身内ってことはあると思うのよ」と優しくシロさんに微笑みかけるのだった。

 峰子の言葉にシロさんとケンジが揃って目を潤ませる様子が映し出されると、ネット上には「ちょっと待って号泣」「自然に涙出てきちゃったよ…」「泣いてまうやろーってか泣いてる」などの声が続出。さらに「ケンジ母ステキな人だな」「思いやりだ…」「めっちゃいいお母さん」といったコメントも相次いでいた。

ドラマ『きのう何食べた? season2』第10話より (C)「きのう何食べた? season2」製作委員会 (C)よしながふみ/講談社