今季のチェルシーが受けたイエローカードレッドカードの枚数に注目が集まっている。8日、イギリス紙『ザ・サン』が報じた。

 チェルシーはここまでプレミアリーグの15試合を戦い、イエローカードの枚数が47枚、レッドカードの枚数が3枚となっている。合計50枚のカード数は、現時点でのプレミア最多枚数だ。

 また、『ザ・サン』が伝えたところによると、欧州5大リーグ全体でチェルシーよりカード枚数が多いのは、ラ・リーガのカディス(合計54枚)とヘタフェ(合計66枚)の2クラブのみ。いずれのクラブも激しいプレーを信条とし、ときには物議を醸しだすようなプレーも辞さないスタイルを取っている。

 今季は遅延行為や審判への暴言などを厳格に取り締まっていることもあり、チェルシーに限らず他クラブも昨季よりカード枚数が増える傾向にある。ただ、その中でもチェルシーが他クラブを差し置いてプレミアリーグで最もカードを受けているのは事実であり、現在10位に沈む苦悩ぶりがカード枚数に表れているとも言える。

3日のブライトン戦で2枚のイエローカードを受けて退場となったチェルシーのギャラガー [写真]=Getty Images