三大歌舞伎作品の一つである『義経千本桜』をダイナミックにアレンジした30-DELUX NAGOYA『義経千本桜 ~源平天外絵巻~』が、12月7日(木)に名古屋市芸術創造センターで開幕した。

本作は「名古屋にアクションエンターテイメントを!」をテーマに2020年に立ち上げた30-DELUX NAGOYAの第3弾公演だ。2015年に30-DELUXが4都市で上演して大成功を収めた『新版 義経千本桜』を、名古屋の劇団「演劇組織 KIMYO」の代表・宮谷達也氏の脚本と演出で大幅にリニューアル。キャストとスタッフに東海地区を拠点に活躍する人材を選び抜いた、まさに「メイドイン名古屋」と呼べるエンターテイメント作品だ。

キャストは総勢28名。名古屋発のボーイズグループ「BOYS AND MEN」の吉原雅斗、「SKE48」の北川愛乃、岡本彩夏、「ナゴヤ座」の座長を務める名古屋山三郎、「BOYS AND MEN」の弟分ユニットである「BMK」の佐藤匠のほか、大御所ラッパーとして名を馳せるSEAMO、世界最速三味線奏者の山口晃司など、名古屋エンターテイメント界を牽引する面々が一同に会する。迫力のある殺陣とアクションで評判の30-DELUXからは、栗原樹、村瀬文宣、竹之内景樹、中村悠希、寺田遥平、田中精、清水順二他多数のキャストが参加。

脚本/演出の宮谷達也氏は「伝統ある古典作品のストーリーをリスペクトし、随所に歌舞伎の演出も取り入れています。どうすれば客席の皆様に伝わりやすくなるか、現場の皆で話し合いながら、完成させました」と語る。

古典作品の世界観を忠実に描き、戦の世界で生きる人々の心の機微に迫るストーリーでありながらも、コミカルな芝居も織り交ぜながら緩急をつける。迫力のある殺陣やアクションはもちろんのこと、歌やダンスも盛り込まれた総合エンターテインメント作品へと昇華させた。

12月7日には、ゲネプロ公演の後、学生を対象にしたプレビュー公演も行い、若い世代へ向けて観劇の門戸を広げる。また、衣装は全て手作りで、弁慶、静御前、頼朝、喜三太の4役の衣装は名古屋専門学校生からデザインを公募したものだ。

ゲネプロ公演後の囲み取材では、キャストからコメントが寄せられた。

源義経 役/吉原雅斗(BOYS AND MEN)

エンタメを愛する人たちが集結して、刺激的な作品を作り上げることができました。皆のテンションが舞台上でどんどん化学反応を起こしていくことに圧倒されました。このエネルギーを客席の皆様に余すことなくお届けします!

静御前 役/北川愛乃(SKE48)

稽古では、自分の芝居が日に日に変わっていくのを感じました。千秋楽に向けて、もっともっと変えていけるのではないかと思っています。1つ1つのシーンを大切に、思い切り演じ切りたいです。

武蔵坊弁慶 役/栗原樹

台本を見た時からパワーが必要な芝居になりそうだと感じていました。実際の舞台では、緊張感がありながらも、想像以上の手応えがあり、凄い作品になったと実感しています。

喜三太 役/佐藤匠(BMK)

今年3月の『シェイクス』に続いて、再び30-delux NAGOYAの舞台に立たせていただき、30-deluxの一員のような気持ちです。今回は、事務所の先輩(吉原雅斗)の家臣役ということで、家臣以上の絆も生まれました(笑)。名古屋のエンタメをより一層盛り上げていきたいです!

平維盛 役/名古屋山三郎(ナゴヤ座)

舞台初出演というキャストも、経験者に負けない熱量で取り組んでいたのが印象的でした。三次元の空間をフルに使う30-deluxの舞台は、高所から飛び降りたりと普段以上に体を使うアクションが多く、刺激的でした。

小せん 役/岡本彩夏(SKE48)

お芝居の経験はそれほどなかったのですが、ステキなキャストの皆様とご一緒させていただいて、自分自身も成長できたと思います。ぜひ足を運んでほしいです。

平教経 役/村瀬文宣

義経の殺陣とアクションを担当しました。役者としても、殺陣師としても、得意の殺陣を思い切り楽しませてもらいました! 個人的には、中学生の頃から大ファンだったSEAMOさんのバックで刀を振ることができたのが感慨深いです。

片岡八郎 役/高澤了輔

2023年4月に30-delux NAGOYAの代表に就任し、このような大規模の公演を担当することができて光栄です。キャストの出演交渉から学生向けのプレビュー公演の企画など、地道な裏方業務もこなしながら、半年間育ててきました。一人でも多くの方に観てほしいです。

放浪の三味線弾き 役/山口晃司

配役という形で衣装を着けて舞台に出演するのは初めての体験でした。人も芝居も音楽も、仲間との熱量で磨かれていくだと改めて実感しています。本当に楽しい舞台です!

河連法眼 役/SEAMO

ミュージシャンのキャリアは長いものの、役者としては若輩者だという気持ちで、身を引き締めて取り組みました。自動車免許を取ったばかりでF1レースに出たような感覚です。殺陣も芝居も鬼気迫る作品に参加でき、自分自身の成長も感じました。

源頼朝 役/清水順⼆

名古屋で一番勢いのある劇団を主宰する宮谷さんと組ませていただき、議論を重ね合いながら本作を形にすることができました。名古屋には、芝居をグイグイ引っ張っていける若いアーティストがいることにも感激しています。東京の演劇界からは「なぜそんなに名古屋にこだわるの?」と怪訝な顔をされることもあるのですが、「名古屋にはこんな素晴らしいエンタメを作れるポテンシャルがある」ということを、日本に、そして世界に発信していきたいです。

■ STORY
源氏の総大将として平家討伐を果たした源義経は、兄頼朝の裏切りと朝廷の策略により、追われる身となる。また、復讐の念に燃える平家残党からも命を狙われる。追い詰められていく義経は、仲間たちを振り切り、覚悟を決めてひとり去る。果たして、その行く末は...。
源平の激しい戦乱に翻弄された人々の儚さを描く、大合戦絵巻。

■ CAST
吉原雅斗(BOYS AND MEN)/北川愛乃(SKE48)/栗原樹/佐藤匠(BMK)/名古屋山三郎(ナゴヤ座)/岡本彩夏(SKE48)/村瀬文宣/寺田遥平/野口友輔/山本一樹(演劇組織KIMYO)/竹之内景樹/中村悠希/杉本希花/田中精/斎藤美七海(劇団☆龍(Dragon)童子)/村井雅和/聖士(名古屋アクションクラブ)/藤田誠樹/長瀬弘明/山口妃菜/大嶋みなみ/礒谷菜々/高澤了輔/眞野颯/櫛田実伶/山口晃司/SEAMO/清水順二

■ 公演日程(2023年12月8日~10日)
12月8日(金)18:30
12月9日(土)12:30/17:30
12月10日(日)13:30
※上演時間は、約2時間45分予定(途中休憩10分あり)
受付開始:開演60分前/ロビー・客席開場:開演45分前

■ 会場 
名古屋市芸術創造センター
愛知県名古屋市東区葵1丁目3-27

■ チケット
・前売一般席:7,800円
・当日券:8,000 円
※未就学児童の観劇不可
車椅子でご来場されるお客さまは、チケット購入後にお名前・ご観劇回・座席番号をご観劇日の前々日までにサンデーフォークプロモーション(TEL:052-320-9100(全日 12:00~18:00))までお知らせください。

◆チケット取扱い
サンデーフォークプロモーション
TEL:052-320-9100(全日 12:00~18:00)
https://www.sundayfolk.com/go/30-deluxnagoya/
・ぴあ[Pコード:521-512]https://w.pia.jp/t/yoshitsune/
ローソンチケット[Lコード:699075]https://l-tike.com/yoshitsune/
イープラス https://eplus.jp/yoshitsune/
・カンフェティ http://confetti-web.com/30-DELUX-NAGOYA
名古屋市芸術創造センター、名古屋市文化振興事業団チケットガイド(Tel052-249-9387)
名古屋市文化振興事業団が管理運営する文化施設窓口 teket(https://teket.jp/1076/27892)

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