バイエルンは9日、ブンデスリーガ第14節でフランクフルトとのアウェイ戦に臨み、1-5で惨敗した。フランクフルトのDF長谷部誠は81分から出場している。

降雪によって前節ウニオン・ベルリン戦が延期となった2位バイエルン(勝ち点32)は、DFBポカールを敗退していたこともあって1週間半のブレイクとなった中、ケインを最前線に、2列目に右からコマン、チュポ=モティング、サネと並べる[4-2-3-1]で臨んだ。

3日前のDFBポカール・ザールブリュッケン戦では長谷部ボランチで先発した中で敗れた7位フランクフルト(勝ち点18)に対し、守勢の入りとなったバイエルンは12分に失点する。

マズラウィのクリアが甘くなったところをチャイビに拾われてバー直撃のシュートを打たれると、ルーズボールを拾われたマーモウシュにシュートを決められた。

追う展開となったバイエルンは25分、ゴレツカのラストパスをボックス内で受けたケインが決定的なシュートを放つも枠を捉えきれずにいると、31分に失点。クナウフに起点を作られた流れから最後はディナ・エビンベにシュートをねじ込まれた。

さらに36分、まさかの3失点目。キミッヒのミスパスからショートカウンターを受けると、マーモウシュのリターンパスを受けたラーションにシュートを決められた。

それでも41分、ミスを犯したキミッヒがコントロールシュートで1点を返し、1-3で前半を終えた。

迎えた後半、バックライン2枚を変更したバイエルンが前がかる中、開始5分に4失点目。ウパメカノのボールロストからショートカウンターを受けると、チャイビのスルーパスを受けたエビンベにシュートを決められた。さらに60分、クナウフにもゴールを許したバイエルンは屈辱の5失点目。

終盤の81分、フランクフルトの外国籍選手におけるブンデスリーガ最多出場記録(230試合)となる長谷部を中盤に投入したフランクフルトバイエルンに今季初黒星を付け、圧巻の大勝劇としている。

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