ブンデスリーガ第14節の6試合が9日に行われた。

 敵地でフランクフルトと対戦したバイエルンは、まさかの5失点大敗。12分に相手の先制を許すと、31分にはキム・ミンジェの競り負け、36分にはヨシュア・キミッヒのミスパスが起点となってフランクフルトの追加点を許してしまう。44分にキミッヒがミドルシュートで1点を取り返したものの、50分にはダヨ・ウパメカノの不用意なボールロストでカウンターを喰らい4失点目。60分にトドメを刺され、屈辱の今季初黒星を喫した。なお、フランクフルト長谷部誠は82分から出場し、同クラブの外国人選手最多出場記録を更新した。

 ドルトムントライプツィヒの上位対決は、15分にマッツ・フンメルスのDOGSO(決定的な得点機会の阻止)でホームチームが退場者を出す展開に。数的有利を得たライプツィヒは、32分に相手のオウンゴールで先制する。前半終盤にドルトムントが追いついたものの、54分にライプツィヒが勝ち越し成功。後半アディショナルタイム1分にライプツィヒがリードを広げると、その2分後にドルトムントも1点を返したものの、反撃は及ばず。ライプツィヒが3-2で打ち合いを制した。

 フライブルクはヴォルフスブルクを1-0で破って今季2度目の連勝。フライブルクのMF堂安律は先発出場し、58分までプレーした。アウクスブルクはブレーメンに0-2で敗戦。アウクスブルクのMF奥川雅也は、72分から途中出場した。DF板倉滉が欠場したボルシアMGは、ウニオン・ベルリンに1-3で敗戦。ウニオン・ベルリンは11試合ぶりの白星を収めた。

 ブンデスリーガ第14節の試合結果と暫定順位表は以下の通り。

◆■ブンデスリーガ第14節

12月8日(金)
ホッフェンハイム 3-1 ボーフム

12月9日(土)
ウニオン・ベルリン 3-1 ボルシアMG
フランクフルト 5-1 バイエルン
ヴォルフスブルク 0-1 フライブルク
ブレーメン 2-0 アウクスブルク
ハイデンハイム 3-2 ダルムシュタット
ドルトムント 2-3 ライプツィヒ

12月10日(日)
23:30 シュトゥットガルト vs レヴァークーゼン
25:30 ケルン vs マインツ

◆■暫定順位表

※()内は勝ち点/得失点差
1位 レヴァークーゼン(35/+27)
2位 バイエルン(32/+30)
3位 シュトゥットガルト(30/+18)
4位 ライプツィヒ(29/+19)
5位 ドルトムント(25/+5)
6位 ホッフェンハイム(23/+4)
7位 フランクフルト(21/+8)
8位 フライブルク(21/-6)
9位 アウクスブルク(17/-4)
10位 ボルシアMG(16/-3)
11位 ヴォルフスブルク(16/-7)
12位 ブレーメン(14/-7)
13位 ハイデンハイム(14/-9)
14位 ボーフム(13/-14)
15位 ウニオン・ベルリン(10/-13)
16位 ケルン(9/-14)
17位 ダルムシュタット(9/-20)
18位 マインツ(8/-14)

ブンデスリーガ第14節が行われた [写真]=Getty Images