12月10日幕張メッセにて、「東京コミコン2023」セレブ・ステージが開催され、ユアン・マクレガー、テムエラ・モリソン、ダニエル・ローガンが登壇した。

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スター・ウォーズ」シリーズにオビ=ワン・ケノービ役で出演しているマクレガーが登場すると、会場は大盛り上がり。また、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(02)でジャンゴ・フェット役、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(05)でクローン・トルーパー役、実写ドラマ「マンダロリアン」シーズン2や「ボバ・フェットThe Book of Boba Fett」でボバ・フェットを演じているモリソンと、『クローンの攻撃』「スター・ウォーズクローンウォーズ」でボバ・フェット役を務めているローガンもステージに上がり、2人がニュージーランドの伝統的なダンス“ハカ”を披露すると、会場のボルテージはますます上がった。

そんななか、メンバーはファンからの質問に答えることに。「オビ=ワン・ケノービ役に決まった時の当時の気持ちは?」と聞かれると、マクレガーは「オーディションで決まるまでのプロセスがとても長くて。自分は役に合うのか?どうなのか?と思っていました」と振り返り、続けて「選考プロセスで4人から2人になった時点で、製作者のジョージ・ルーカスの前でコスチュームを着て演じることになって。そうしている内に本当に演じたくなっていたので、選ばれた時は本当にうれしかったです」と笑顔を見せた。

さらに、『トレインスポッティング』(96)で人生が変わったと話すファンも多いことから、MCがマクレガーに対してメッセージを求めると、「(コミコンの3日間で)ファンの方々にもお目にかかりましたが、『トレインスポッティング』のTシャツなどに『サインをしてほしい』という声はありましたね」と回答。「(同作は)私にとっても非常に特別な映画で。自分にとって4作品目の映画でしたし、国際的なファンを得るきっかけにもなりました。ダニー・ボイルや共演者も大切な思い出です」と、しみじみと答えた。

一方、「複数のキャラクターを演じるなかで意識したことは?」という質問が寄せられたモリソンは、「ジョージ・ルーカスは、クローンを作るために美男子が必要だったということで、ニュージーランドの美男子を探しにきたのでしょう」とお茶目にコメント。「『クローンの攻撃』の時はまだ僕は子どもだったので、そういうことを考えると、すばらしいこの2人と共演することができたのは本当にラッキーだったなと思う。私の神であるルーカスに感謝したいと思います」と、喜びを表していた。

そしてイベントのラストでは、モリソンの誕生日を祝うサプライズケーキも登場した。マクレガーとローガン、観客がバースデーソングを歌うと、モリソンは驚きの表情に。その際、マクレガーがこっそりとケーキを先に食べてしまうひと幕もあり、会場は楽しいムードで包まれていた。

ちなみに、ローガンは東京コミコンへの参加回数がこれまでの来日セレブの中で最多となり、東京コミコンの“セレブ親善大使”も務めている。

取材・文/平井あゆみ

左からダニエル・ローガン、ユアン・マクレガー、テムエラ・モリソン