【シェラカップだけで作る激ウマレシピ】超ド定番ギアが映えアイテムに！家でも作れる「本格ご当地めし」4選の画像一覧
キャンプで楽しむのはもちろん、おうちやベランダで楽しむもよし。有名キャンパーたち直伝のアウトドアごはんレシピを大公開。写真映えも最強な絶品メニューは、見ているだけで思わずよだれが出てきちゃう！食欲の秋に、おいしいアウトドアごはんを作ってみませんか？
今回注目したのは、キャンプギアの定番中の定番『シェラカップ』。現在はさまざまなサイズがラインナップしていますが、それでもミニマル。今回はそのシェラカップだけを使ったレシピ4種を、アウトドア料理が得意な編集・ライターの野上真一が考案、ご紹介します。もちろん家でも作れるし、映えますよ！
＃1 【大阪グルメ！】かすうどん
外カリカリで中プルプルな油かすの独特な食感を楽しみ、スープも最後の一滴までじっくりと味わえる「かすうどん」は大阪・庶民の味。
《材料》（2人分）
下茹でしてある牛の直腸 ……… 100g
油（揚げる分） ………………… 適量
市販の粉末うどんスープ ……… 適量
小ネギ …………………………… 適量
茹でうどん ……………………… 2玉
水 ………………………………… 適量
とろろ昆布 ……………………… 適量
《手順》
1. かすを作る。下茹でしてある牛の直腸を小さく切る。揚げるのに時間もかかり、油の飛び跳ねなどの処理も大変だけれど、脂肪たっぷりの生の小腸などが手に入ればより一層おいしく仕上がる。
2. シェラカップに底から1センチくらいに油を注ぎ、バーナーで加熱。油が温まったら腸を揚げる。身から余分な油分が抜けてカリッとなるまで、中火でじっくり時間をかけて揚げる。
3. シェラカップでうどんを茹でるお湯を沸かす。同時にスープ用の湯も別に沸かす。
4. 湯が沸くまで、薬味などをカット。
5. うどんを湯がく。
6. うどんを湯上げし、別のシェラカップに入れる。
＃2 【兵庫グルメ！】かつめし
兵庫といえばブランド牛が名産。産地はおいしい組み合わせを知っているようで、ご当地グルメ「かつめし」はデミソースと牛カツの相性抜群！
《材料》（2人分）
無洗玄米 ……………………… 1合
水 ……………………………… 250ml
牛肉 …………………………… 200g
塩 ……………………………… 適量
黒コショウ …………………… 適量
小麦粉 ………………………… 適量
卵 ……………………………… 1個
パン粉 ………………………… 適量
油（揚げる分） ……………… 適量
キャベツ ……………………… 適量
市販のビーフシチュールウ … 1人前
《手順》
1. 無洗玄米を使用すれば、予洗いの必要がないから手間も省け、かつ健康的。
2. ごはんを炊きはじめたら、他の調理も開始。
3. 牛肉をシェラカップで揚げやすい大きさにカットし、塩、黒コショウで下味を付ける。
4. 牛肉に小麦粉を薄くまぶし、溶き卵にぐぐらせ、パン粉で覆う。
5. シェラカップに油を半量ほど注いで、カツを揚げます。牛肉は火を通しすぎると硬くなるので、高温の油で短時間にサッと揚げる。
6. ごはんを10分炊いたら10分蒸らすが、ここにザク切りキャベツを投入し、蒸してやわらかくする。
7. デミソースは市販のビーフシチューのルウを使用。ごはんにカツ、キャベツをトッピングして完成。
＃3 【沖縄グルメ！】タコライス
他県とは異なる文化の沖縄県。「タコライス」はメキシコ料理のタコスをライスに盛った沖縄発祥のB級グルメ。
《材料》（2人分）
無洗米 …………………………… 1合
水 ………………………………… 230ml
ウコンの粉末 …………………… 小さじ1
ミニトマト ……………………… 4個
グリーンリーフレタス ………… 数枚
アボカド ………………………… 1個
牛カルビ肉 ……………………… 150g
豚バラ肉 ………………………… 150g
タコスシーズニング …………… 小さじ2
醤油 ……………………………… 大さじ1
タコスチップス ………………… 適量
牛カルビ肉 ……………………… 150g
豚バラ肉 ………………………… 150g
タコスシーズニング …………… 小さじ2
醤油 ……………………………… 大さじ1
タコスチップス ………………… 適量
《手順》
1. 無洗米にウコンの粉末を加え、ごはんを炊く。アウトドアでの無洗米の使用は、水も汚さないので合理的。
2. トッピング野菜を細かくカット。
3. 牛カルビ肉、豚バラ肉を粗めのミンチにする（市販のひき肉でも可）。
4. 油は使わずにシェラカップで豚バラ肉を炒めて素材から油を出し、火が通ったら牛カルビ肉を加えて炒める。
6. ごはんが炊けたらトッピング。グリーンリーフレタス、肉、アボカド、タコスチップス、ミニトマトの順に盛り付けると高さが出て映える。タコスチップスは砕いて食べやすいサイズにする。
＃4 【高知グルメ！】なるこ丼
高知が誇る食材を使って地域を元気にしようとする取り組み「高知B級グルメ維新!!」を実施し、誕生したのが「なるこ丼」。
《材料》（2人分）
ミョウガ ………………………… 2個
新ショウガ ……………………… 小1かけ
ナス ……………………………… 1本
シシトウ ………………………… 5〜6本
パプリカ ………………………… 適量
鶏モモ肉 ………………………… 200g
片栗粉 …………………………… 大さじ1
ごま油 …………………………… 適量
無洗米 …………………………… 1合
水 ………………………………… 230ml
スダチを絞った酢醤油 ………… 適量
（またはポン酢醤油で代用も可能）
めんつゆ ………………………… 大さじ1
塩コショウ ……………………… 適量
《手順》
1. 野菜類をすべて先にカット。
2. 無洗米に千切りにした新ショウガ、めんつゆを加え、シェラカップでごはんを炊く。トロ火で10分炊いたらバーナーの火を止め、10分蒸らす。
3. ビニール袋に片栗粉大さじ１を用意。軽く塩コショウを振った鶏モモ肉をビニール袋の中に入れて片栗粉をまぶす。
4. シェラカップにごま油を底から5ミリくらい入れ、少量の油で鶏モモ肉を揚げ焼き。
5. 鶏モモ肉が揚がったら、ミョウガ以外の野菜を余熱で素揚げ。ナスが油をたっぷり吸ってくれるので、最後の油処理が必要なくなる。
6. 鶏モモ肉を食べやすい大きさにカットして野菜とともにごはんの上に盛り付け、ミョウガをトッピングし、スダチを絞った酢醤油を軽くかけて完成。
シェラカップで上手にごはんを炊く2つのポイント
ポイント① 絶えずかき混ぜる
シェラカップをバーナーにかけたら底が焦げ付かないよう、沸騰まで絶えずかき混ぜる。
ポイント② 限界までトロ火
沸騰したら限界までトロ火に調整し、フタを閉じる。10分で火を止め、10分蒸らす。
コメント