FC今治は11日、2024シーズンのトップチーム監督に服部年宏氏が就任することを発表した。

 現在50歳の服部氏は現役時代にジュビロ磐田東京ヴェルディガイナーレ鳥取FC岐阜プレー。引退後は磐田で強化本部長アカデミーヘッドオブコーチコーチ、ヘッドコーチなどを歴任し、2022年から初の監督業として福島ユナイテッドFCに就任した。2022シーズンはJ3リーグで11位に終わり、今シーズンは2年目を迎えていたが、今年7月に退任となっていた。

 2023シーズンの今治は明治安田生命J3リーグで終盤戦まで昇格争いを演じたが、第37節の結果をもって昇格の可能性が消滅。最終的には16勝11分11敗で勝ち点「59」を積み上げ、4位に終わった。シーズン終了後には髙木理己元監督の後任として、今季途中から指揮官を務めていた工藤直人監督が退任することが発表されていた。

 新指揮官に就任した服部氏は今治のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

FC今治ファミリーのみなさま この度、FC今治の監督に就任することになりました服部年宏です。岡田会長はじめクラブ関係者の皆様、オファーをいただきFC今治ファミリーの一員になれたことに感謝しております」

「2023シーズン、J2昇格まであと1歩でした。2024シーズンはその小さくも大きな1歩を進めなければなりません。その為に強い覚悟と責任を持ち、チームの勝利の為に全力を尽くしていきたいと思っております」

ピッチではチーム一丸となって戦い、アグレッシブに最後まで諦めない姿をお見せします。そして素晴らしい雰囲気の今治里山スタジアムで、皆様と喜びを分かち合えることを目指します。ファン・サポーター、パートナー企業、地域の方々などFC今治に関わる全ての皆様と一緒に今治を盛り上げていきたいと思っております。ご支援、ご声援よろしくお願い致します」