鈴木亮平が主演を務め、黒木華が共演する日曜劇場『下剋上球児』(TBS系/毎週日曜21時)の第9話が10日に放送され、世帯視聴率が10.2%、個人視聴率6.6%を記録。甲子園出場への大一番となる準決勝・星葉高校との熱戦に大きな反響が寄せられ、視聴率でも次週最終回に向けて上昇ムードとなっている。

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 本作は、高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描く、ドリームヒューマンエンターテインメント。「下剋上球児」(カンゼン/菊地高弘著)にインスピレーションを受け企画され、登場する人物・学校・団体名・あらすじはすべてフィクションとなる。『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』『最愛』『MIU404』『アンナチュラル』をはじめ、多くのTBS人気ドラマを世に送り出してきた新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督がタッグを組み、脚本は『最愛』の奥寺佐渡子が手掛ける。

 視聴率はこれまで、世帯:10.8%⇒10.7%⇒9.2%⇒8.0%⇒10.1%⇒9.3%⇒8.7%⇒9.9%⇒10.2%と推移している。これまで裏番組の日本シリーズ中継とぶつかったり、アジア プロ野球チャンピオンシップの中継延長で放送開始が遅れるなど、苦難にも見舞われた本作だが、タイトル通り「下剋上」に向けて、視聴者の熱も盛り上がってきている。

 10日放送の第9話では、いよいよ準決勝で因縁の星葉高校と対峙する越山高校だったが、試合前から山住(黒木華)が練習中に負ったケガのため病院に行くことになり、ナインに動揺が広がる。試合では、本大会初の登板となった根室(兵頭功海)が気迫の投球を見せるも、試合中にふたたびアクシデントが発生し…というハラハラドキドキ引き込まれる展開を見せた。また、試合中継の解説者役で東北楽天ゴールデンイーグルス田中将大がサプライズ出演するなど、ファンから大きな反響を集めた。

 いよいよ次週最終回では、甲子園出場をかけた運命の決勝の様子が描かれる。視聴率でも下剋上を見せるか、注目が集まる。

 日曜劇場『下剋上球児』は、TBS系にて毎週日曜21時放送。

日曜劇場『下剋上球児』第9話より (C)TBSスパークル/TBS 撮影:ENO