トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンが、今シーズンもプレミアリーグで2桁得点を達成した。

 プレミアリーグ第16節が10日に行われ、トッテナムニューカッスルと対戦。26分にソン・フンミン折り返しからデスティニー・ウドジェが先制点を挙げると、38分には再びソン・フンミンのクロスからリシャルリソンが追加点をマーク。さらに、60分にリシャルリソンが3点目を挙げたほか、85分にはソン・フンミンがPKを決めて4点差に。後半アディショナルタイムに1点を返されたものの、このまま4-1で終了し、トッテナムは6試合ぶりの白星を手にした。

 1ゴール2アシストを記録して勝利に大きく貢献したソン・フンミンはこの試合の得点で今シーズンのリーグ戦の得点数が「10」と2桁に到達。データサイト『OPTA』によると、ソン・フンミンは8シーズン連続でプレミアリーグで2桁得点を達成しており、ウェイン・ルーニー氏(11シーズン)、フランク・ランパード氏(10)、セルヒオ・アグエロ氏(9)、ハリー・ケイン(9)、ティエリ・アンリ氏(8)、サディオ・マネ(8)に続いて、同記録を達成した史上7人目の選手になったという。

 今季開幕10戦(8勝2分け)無敗と好スタートを切っていたものの、直近5戦は未勝利(1分け4敗)となっていたなか、久しぶりの勝利を収めた試合後、ソン・フンミンイギリスメディア『スカイスポーツ』で「勝っている時はより楽しむことができる。こうやって立ち直ったことは重要だ」と喜びを口にしながら、次のように続けた。

「これ以上の失敗はしたくない。今日は素晴らしかったと思う。謙虚さを持ちながら、これからもこの調子で続けていきたい。もっと冷酷にならなければならないと言っていた。今日は冷酷でチャンスを作り出すことができていた。素晴らしい仕事をしたと思う。ニューカッスルに4-1で勝つのは簡単なことではない。彼らはとても強いチームなので、選手とファンたちの功績を称えたい」

「僕たちはプレミアリーグプレーしているので、お互いにますます要求していかなければならない。十分なことなど決してない。素晴らしいチームたちは常に前進し続ける。それが僕たちの習慣にもなるべきだ。このような強さを保てれば、とてもいいチームになることができるだろう」

ハイライト動画】トッテナムvsニューカッスル
2桁得点に到達したソン・フンミン [写真]=Getty Images