現地時間2023年12月9日オリヴィアロドリゴが米TV番組『サタデー・ナイト・ライブ』(SNL)に出演し、チャートで1位を獲得したアルバム『ガッツ』から記憶に残るパフォーマンスを披露した。

 アダム・ドライバーがホストを務めるエピソードで、オリヴィアは今年7月に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で2週間首位を獲得したヒット曲「ヴァンパイア」をピアノのみで演奏するアコースティック・バージョンを1曲目に披露した。2曲目の「オール・アメリカン・ビッチ」では、血のように赤く染まったケーキをナイフで刺し、顔に塗りつけながら、豪華なディナーが並ぶテーブルの上で思いっきりロックした。

 今回披露した2曲は、今年9月に米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場1位を獲得した2ndアルバム『ガッツ』に収録されている。

 また、オリヴィアは同番組で『Tiny Ass Bag』と題されたスケッチにサプライズでカメオ出演し、小さな青いキャリーオン・バッグを宣伝する店員を演じた。

 『SNL』の今回のエピソードは、アダム・ドライバーにとって4度目のホスト役となり、オリヴィアにとって2度目の音楽ゲストとなった。2021年5月、オリヴィアはこの長寿コメディ番組に初登場し、デビュー・アルバム『サワー』からHot 100で1位を獲得した「ドライバーズ・ライセンス」と「グッド・フォー・ユー」を披露した。

 2021年シーズンの『SNL』では、レゲ=ジャン・ペイジがホストを務めたエピソードで、男性たちがバーのジュークボックスで「ドライバーズ・ライセンス」を聴き、最後にはこの失恋ソングを熱唱するというスケッチが放送され話題を呼んだ。

オリヴィア・ロドリゴ、ナイフで刺したケーキを自身に塗りたくりながら「オール・アメリカン・ビッチ」を披露