映画『ロッキー』公開47周年を記念して、舞台となったフィラルフィア市が「ロッキー・デー」を制定。初の「ロッキー・デー」に際し、主演のシルヴェスター・スタローンが、すべてが始まった場所フィラルフィ美術館の階段に舞い戻った。

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 この階段は「ロッキー・ステップ」と呼ばれ、「ロッキー」シリーズで主人公ロッキーバルボアがテーマ曲に合わせて駆け上がったことで知られる。Peopleによると、初の「ロッキー・デー」となった12月3日、この階段でセレモニーが開催され、スタローンが登場。市からサプライズで美術館の鍵を贈られたそうだ。

 スタローンは、「心の底から感謝します」と感謝を述べ、「世界中を回りました。幸運にも沢山のものを目にし、ピラミッドやコロッセオなど素晴らしい場所を見てきました。ですがこの72段の階段が私を触発し、ワクワクさせてくれます」とコメント。「一番上まで登ると、インスピレーションを得て、特別な、希望に満ちた、ハッピーな気持ちになります。そして何よりトップに立つと、自分を誇りに思う。考えてみてください。トップに立ち、周囲を見回す自分を。今、それを味わっています。最高の気分です」と述べた。

 そして「人生は闘いです。辛い闘いなので、準備しなければいけません。何度かは勝ち、多くで負ける」と映画のメッセージに触れ、「しかし本当の勝利とは、決して負けないこと。そして自分と愛する人のために最後までやり抜くことです。この階段の上に立つと、すべての事が可能だと思い出させてくれます」とコメント。「パンチし続けろ!」と締めくくった。

 この日スタローンはスピーチの後、階段下のロッキー像の近くにオープンする『ロッキー』のショップのリボンもカットしたそうだ。

引用:「シルヴェスター・スタローン」インスタグラム(@officialslystallone)

初「ロッキー・デー」にスタローンがフィラデルフィア美術館の階段にカムバック ※「シルヴェスター・スタローン」インスタグラム