ザック・スナイダー監督の最新作、Netflix映画『REBEL MOON ‐ パート 1:炎の子』の来日記者会見が12月11日に都内で開催。スナイダー監督、主演のソフィア・ブテラをはじめ、ペ・ドゥナ、エド・スクライン、プロデューサーのデボラスナイダーが出席した。特別ゲストでINIの池崎理人が来場し、登壇陣にネーム入りの特製の半纏をプレゼントした。

【写真】池崎理人、ザック・スナイダー監督に『レベルムーン』半纏を贈呈!

 巨大な帝国の侵略から村を守るべく、仲間探しに出たコラの旅路と戦いを描く本作。黒澤明の『七人の侍』からインスピレーションを受けたといわれる本作だが、スナイダー監督はアイディアのきっかけについて「発端は1977年、11歳の時に『スター・ウォーズ』を観た時までさかのぼります」と明かし、さらに『蜘蛛巣城』、『コナン・ザ・グレート』、『エクスカリバー』、『ブルーベルベット』など、青春時代に観た作品に影響を受けて、本作が形成されていったと説明した。

 ペ・ドゥナは肘から先に機械の義手を装着した剣士・ネメシスを演じたが「彼女の衣装は、韓国の伝統的な文化が色濃く反映されています。ネメシスの帽子は、男性しか被ることができないものだったので、映画の中で着用できてワクワクしました」と笑顔で明かした。

 この日は、ゲストとしてINIの池崎理人が来場し、背中にカタカナで「レベルムーン」と文字の入った半纏を登壇陣にプレゼント! 主演のブテラは10代の頃に新体操フランス代表にも選出され、その後もダンサーとしてのキャリアを築いてきたが、そんなブテラに同じダンサーとして池崎は「アクションシーンや演技とダンスの共通点はありますか?」と質問。ブテラは「ダンスの経験はあらゆるアクションシーンで大きな役割を果たしています。それから、私が気を抜いていると、ザックが『(ダンスのカウントと同じように)5・6・7・8!』と言ってくれて、すぐに集中し直せました」と明かしていた。

 ひと足早く映画を鑑賞した池崎は「本当に想像の100倍くらいのスケールで、仲間を探しに行くRPGの要素を感じたり、美しい背景でのアクションシーンもド迫力で感動しました。『2』が楽しみです」と語り、スナイダー監督も「(『1』を観て)これ、どうなるの!? となると思いますが、ご心配なく。4月に『2』が配信されますのでお楽しみに」と期待を煽っていた。

 『REBEL MOON ‐ パート 1:炎の子』は12月22日、『REBEL MOON ‐ パート2 傷跡を刻む者』は2024年4月19日よりNetflixにて世界独占配信。

※池崎理人の「崎」は「たつさき」が正式表記。

『REBEL MOON ‐ パート 1:炎の子』 日本&アジア合同記者会見に出席したザック・スナイダー(監督・脚本・製作・原案)  クランクイン!