クリスマスが迫り、どのファミリーレストランデザートに力を入れている。メニュー表を見て、どれを頼むか悩んでしまう。

そんな中、ジョナサンではド直球すぎるネーミングデザートが話題を呼んでいて…。

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■ド直球な商品名が話題に

ことの発端は、11月下旬に投稿されたあるX(旧:ツイッター)ユーザーの投稿。内容としては、ジョナサンのプリンを使ったデザートの名前がストレートすぎるというもの。

ジョナサンプリン

拡散された投稿に添えられたメニュー写真を見ると、「プリンノセターノ」という名前が。チーズケーキに自家製カスタードプリンを乗せたスイーツなようだが、あまりにもド直球すぎる…。

調べたところ、こちらの商品は10月から販売されている様子。同時期に発売された他のデザートは、「フルーツフレンチトースト」「濃厚バスクチーズケーキ」とシンプルなため、より「プリンノセターノ」が目立つ。

 

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■ネット上で魅了される人続出

メニュー表に踊る衝撃的な8文字は、ネット上でも話題に。「そのまんますぎるww」「つい口にしたくなる名前」「ちょっとイタリア語っぽくしてるのがかわいい」など、魅了される人が続出。

また、「ネーミングに釣られて食べたことあるけどおいしかった」「めっちゃ美味しいし見た目も可愛かった」「最近のデザートではお気に入り」と、味を絶賛する声も見受けられる。

話題の「プリンノセターノ」はどんなものなのか。実際に店舗で食べ、ジョナサンを運営するすかいらーくホールディングスに取材したところ、様々な発見があったのだ…。

 

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■実際に食べてみると…

ジョナサンプリン

まずは、ジョナサンで「プリンノセターノ」を注文。一番下からチーズケーキカスタードプリン、ホイップクリームの3段仕立てになっている。周りにはココアウダーが添えられ、見た目も鮮やかだ。

ジョナサンプリン

プリンはやや固めの食感で濃厚なカスタードが口いっぱいに広がる。甘さ控えめなチーズケーキ、濃厚なホイップクリームと合わせて3種同時に食べても、味はぶつからず絶妙にマッチしている。

ビターなココアウダーも良いアクセントになり、最後まで飽きずに食べられた。

 

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■開発した経緯を尋ねると…

ネーミングだけでなく、味も抜群なことが分かったところで、件のメニューを開発した経緯をすかいらーくホールディングスに聞くことに。同社の広報担当者によれば、ジョナサン開発チーム内で会議を行い、たくさんの案が出たという。

広報担当者は、「プリンチー、プリチー、バスプリン等など遊び心半分な感じがよいという切り口で会議を行いました。何かキャッチーな感じと二度見されるような商品名はないかと考え、『プリンノセターノ』がピンときました」と振り返る。

味にもこだわったようで、担当者からは「濃厚なバスクチーズケーキに昔ながらのカスタードプリンを合わせ(乗せた)、美味しいを重ねたデザートです」という回答が。

「美味しい」の三段構えに魅了される人も多いのだろう。ネット上で大きな話題になったことについて話を振ると、担当者からは「おかげさまで多くのお客様にご注文をいただいております。商品名だけではなく味も美味しいという投稿もたくさん見受けられ嬉しく思っております」と笑顔のコメントが寄せられた。

「プリンノセターノ」、一度頼めば記憶に残ること間違いなしだ。

 

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■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『コタツがない家』(日本テレビ系)、『いちばんすきな花』(フジテレビ系)、『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系)。

ジョナサンのデザート、メニュー表の“8文字”に目を疑う… 「ド直球すぎ」ネット民から称賛の声