タレントの千原ジュニア(49歳)が、12月10日に放送されたニュース番組「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演。寄生虫アニサキスについて「まだアニサキスと出会ったことがない。家にはホルマリン漬けのアニサキスが1匹いるけど」と妙なワードを口にした。

番組はこの日、サバやアジ、カツオなど120種類以上の魚に潜む寄生虫アニサキスを特集。アニサキスが寄生する鮮魚を食べたことにより、食中毒で苦しむ声が多く寄せられているほか、食中毒全体の約4割がアニサキス関連だと報告されている。このアニサキスによる食中毒への予防法について、宮崎大学医学部寄生虫学分野の田中美緒助教が解説した。

田中助教は「鮮魚を食べる場合は、目視で確認して取り除くしかない」と話すと、ジュニアは「よく見ずに食べているな〜。出された刺身をじっくり見るのも失礼やしな…」と苦悶の表情。

そのほかにも、田中助教は「刺身で食べたいなら、冷凍する。家庭の冷蔵庫なら2日以上冷凍すれば安全だと思う」「お酢でしめてもアニサキスは死なない」「アニサキスを噛んでも死なない。硬いし細いので、人の歯では噛み切れない」「養殖の魚はほぼアニサキスがいないと考えていい」と話した。

さらに、アニサキス食中毒で語られる「激しい痛み」について、田中助教は「アニサキスが粘膜に潜り込んだ刺激で痛いのではなく、アニサキスの成分に対するアレルギーでお腹が痛くなったり、吐き気が出たりする」と伝えると、ジュニアは「胃の中に入ったから、のたうち回るほど痛いのかと思っていた」驚きの声をあげた。

また、アニサキスについて、ジュニアは「まだアニサキスと出会ったことがない。家にはホルマリン漬けのアニサキスが1匹いるけど」とコメント。気になるワードに共演者が首を傾げると、ジュニアは「目黒寄生虫館の館長にいただいた」と明かした。