歯磨き粉や調味料などのチューブを使い切る時、しっかり絞り出したり、空気を入れて振ってみたりと、さまざまな方法でチャレンジしますよね。

最後まで絞り出したつもりでも、容器を切ってみると中途半端な量が残っています。この「最後の残り」を有効活用する家事ハックがあるのをご存じでしたか。

朝日放送テレビが運営するオンネラ(onnela.tv)では、残ったチューブを使った掃除のテクニックを3つ紹介しています。ぜひ参考にしてください。

歯磨き粉で水回りの小掃除

歯磨き粉のチューブは、ハサミで容器をカットして最後まで使い切る人も多いのではないでしょうか。

しかし、何度も使った歯ブラシを容器に差し込んで残りの歯磨き粉を使い切るのは、あまり衛生的ではありません。

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そこでおすすめなのが「残った歯磨き粉で水回りの掃除」です。要らなくなった歯ブラシを水で濡らし、チューブの歯磨き粉を適量取ります。汚れの気になる箇所に歯磨き粉を乗せ、そのままゴシゴシと磨いていきましょう。

歯磨き粉には研磨剤が含まれているので、洗面所やお風呂場などの水あかを除去し、ぴかぴかに仕上がります。

磨き終わったら水でさっと洗い流し、乾いたウエスや雑巾できれいに拭き取って完成です。

ハンドクリームで鏡の小掃除

手の保湿に欠かせないハンドクリームも、チューブに残った中身で小掃除ができます。

ハンドクリームの容器をカットして少量を手に取り、鏡に直接塗りつけます。

その後、乾いたウエスで鏡を磨くようにクリームを拭きましょう。クリームに含まれる油分が鏡に薄い膜を貼り、曇り止め防止になります。

そのほかにも、ポーチやバッグなどのジッパー部分に綿棒でクリームを塗り込んでおけば、潤滑油代わりにもなります。

油分を多く含んだクリームは汚れを浮かせやすくしてくれるので、少量を綿棒に取り、リモコンの隙間掃除などにも活用が可能です。

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ワサビ水で冷蔵庫の小掃除

チューブに残ったワサビは、水に溶かすと使いやすくなります。ワサビのチューブを洗面器などに入れて中身をすべて溶かし、ワサビ水を作りましょう。

植物成分由来の安心素材なので、冷蔵庫内などの洗剤を使いたくない場所の掃除に最適です。

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作ったワサビ水を霧吹きの容器に入れ、生ゴミ入れや排水溝に吹きかけておけば、臭いやヌメリ防止にも役立ちます。

Onnelaでは、日々の暮らしに役立つさまざまなライフハックを発信しています。Webサイトもぜひチェックしてみてください。

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[文・構成/grape編集部]

出典
オンネラ
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