横浜FCは12日、東京ヴェルディに期限付き移籍していたMF長谷川竜也について、契約満了に伴い2024シーズンの契約を更新しないことを発表した。

 1994年3月7日生まれで現在29歳の長谷川は静岡学園高校を経て順天堂大学へ進学し、2015シーズンには特別指定選手として川崎フロンターレに登録。2016年2月に同クラブへ正式に入団し、その後7シーズンに渡って主力として活躍した。2022年1月には横浜FCに完全移籍で加入。今シーズン前半戦は公式戦12試合に出場し、8月以降はレンタル先の東京Vで明治安田生命J2リーグ8試合出場1ゴールという成績を残した。

 今シーズン限りで退団することとなった長谷川は、横浜FCのクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

横浜FCでの1年半、とても素晴らしくかけがえのない経験をすることができました。たくさん支えてくださった、ファン・サポーターの皆様本当にありがとうございました! 2022年にファン・サポーターの皆様とJ1昇格を経験し、喜びを分かち合ったあの光景を忘れることはありません。短い期間でしたが、幸せな時間でした」

「今後、もう一度J1の舞台に横浜FCが戻り、躍進する姿を見れるのを楽しみに、応援しています。そして、選手たちが何不自由なくプレーに集中できるようにサポートしていただいたパートナー企業の皆様本当にありがとうございました。最後に、食という部分でいつも美味しく、選手がワクワクするような素晴らしい食事を提供していただいたLEOCの食堂の皆様、本当にありがとうございました!」

 また、期限付き移籍期間が満了となった東京Vのクラブ公式サイト上では次のようにコメントしている。

東京ヴェルディのファン・サポーターのみなさま、そして温かく迎えてくれたチームメイト・スタッフのみなさま、3カ月半という短い期間でしたが、本当にありがとうございました。ヴェルディのJ1昇格という目標を達成できるよう、自分自身全力で取り組んできたつもりです。しかし、結果という部分で期待に応えることができず、悔しさは残っています」

「一方でチームの目標であるJ1昇格の瞬間に立ち会えたことが、とても素晴らしい経験になりましたし、ヴェルディを背負ってきた人たちみんなの想いが報われて心から嬉しく思いました。来季から、J1の舞台でヴェルディの選手たちが躍動し、活躍する姿を心から応援しています。本当にありがとうございました!」

横浜FCがMF長谷川竜也の契約満了を発表