巷で話題のMCTオイル。MCTをメニューに取り入れている飲食店や商品がオススメされはじめているなど、注目度が高まっています。さらに、2023年12月6日に発売された書籍「勝手に内臓脂肪が落ちていく食事術」(アスコム)でも、名医として様々なメディアでご活躍中の山本メディカルセンター院長、齋藤 真理子先生が著者として、MCTの魅力を解説しています。そこで今回、新しい書籍について齋藤真理子先生にお伺いした内容を「MCTプラス・コンソーシアム」サイト内にて公開いたしました。

公開先URL: https://mct-plus.jp/column/770/

■山本メディカルセンター院長 齋藤 真理子先生

昭和大学医学部卒。形成外科専門医、分子栄養学認定医、医学博士。アンチエイジング分野にも取組み、メディカルエステ、ドクターズコスメなどの開発・販売、分子栄養学レストランも手がけている。2010年に当センターに入職し皮膚科・形成外科を立ち上げ、実父である山本勇医師から院長職を受継ぎ山本メディカルセンター2代目院長に就任。内科、訪問看護ステーション、皮膚科・形成外科外来、美容皮膚科・外科、発達障害児運動療育施設を統括している。

齋藤真理子 先生

齋藤真理子 先生

■書籍「勝手に内臓脂肪が落ちていく食事術」が発売

12月6日、初書籍となる「勝手に内臓脂肪が落ちていく食事術」を発売しました。

この本は、「医学」と「分子栄養学」をもとに、「なかなかやせられない」と悩む人と自分自身のために、実践と研究の末に考えついたメソッドをまとめた一冊です。このメソッドの体験者からは、寝起きがよくなった、疲れにくくなった、乾燥肌が改善したなどの声が多数寄せられ、健康的にやせたい人にこそ、手にとっていただきたいです。

患者さんには、ダイエットをすすめながらも、いざ自分がダイエットをしようとしたときには、仕事や子育ての忙しさを理由にサボってしまい「明日から、明日こそは」とずるずる先延ばしにしていた日もあります。そこで見出したのが、無理なく続けられるメソッドです。

表紙「勝手に内臓脂肪が落ちていく食事術」

表紙「勝手に内臓脂肪が落ちていく食事術」

メソッドの実践で、体重は2カ月で6kg減

「齋藤式満腹やせメソッド」をやる前とやってから1カ月経ったあとのCTスキャンの比較です。白いところが骨、灰色がかったところが筋肉。筋肉の外側をおおっている黒いかたまりが皮下脂肪。その内側の黒い部分が内臓脂肪です。脂肪の面積は、1カ月で「-16.47cm2」となりました。

ちなみに体重は、2カ月で6kg落ちました。月に1~2kgやせるのが理想的なので、ちょっと急に落ちすぎかもしれません。今も継続中です。さすがに、体重の減少は止まりましたが、無理なく続けられて、カラダは、ダイエット前よりも疲れにくくすこぶる快調です。

腹部のCTスキャン

腹部のCTスキャン

■無理なく続けられるダイエットに必要な5つの要素

ダイエットの本質は、続けられることにあります。極端な食事制限などは一時的な効果はあっても、続けることはできません。無理が続いてしまうと、カラダや心が壊れてしまいます。

私自身の振り返りや、周りの人に聞いた成功の秘訣を整理したところ、(1)「効果をすぐに感じやすい」、(2)「忙しくても簡単にできる」、(3)「忘れずに続けられる」、(4)「がまんしなくてもいい」、(5)「体調がよくなる」。

この5つの要素こそ、無理なく続けられるダイエットの本質だと気づき、メソッドにまとめています。

食事はカラダにとっても、そして、心にとっても、栄養になる大切なことです。しかし、食べ過ぎてしまったり、栄養が偏ったりしてしまうと、その効果はプラスに働くどころか、マイナスに働き、健康をそこねてしまう可能性もあります。そこで、このメソッドの中心的存在に挙げているのが、かけるだけで脂肪燃焼体質に導いてくれる「MCTオイル」です。

■この一冊で、MCTオイルの魅力がまるわかり!

本書では、MCTオイルの上手な使い方をレシピも交えながら紹介しています。MCTオイルは無味無臭なのでどんな料理にも「かけオイル」していただけます。かけることでコクが加わり、美味しさが一段レベルアップしたと感じる人も多くいます。

一方で、MCTオイルは腸内環境にダイレクトに働きかけるため今まで糖質中心の食事になっていた方はお腹がゆるくなるので要注意。まずは小さじ1/2の量から始めてください。空腹時にいきなり摂ると胃腸が刺激されて不快感がでるため食間に摂るのがおすすめです。少量から始めて異常がなければ1回の食事で大さじ1までなら増やしても大丈夫です。ただし、たくさんかければそれだけ効果が出るわけではないので注意。

どんな食事にもおススメなMCTオイル

どんな食事にもおススメなMCTオイル

食事に取り入れるタイミングとしては、摂った後にエネルギーを消費できる朝と昼に摂るのがおすすめです。MCTオイルの効果が持続するのは3~10時間。お腹を壊さないちょっとの量をちょくちょく摂る「ちょいがけオイル生活」もオススメです。「ちょいがけオイル生活」の時も空腹時ではなく血糖値が上がりにくい間食と一緒に。腹持ちがよく、食べ過ぎも防ぎます。

MCTオイルを試したことがない人も、久しぶりに試してみる人にも、楽しいイベントが続くこれからのシーズンに、無理なく続けられる「MCTオイル生活」を解説しています。

■「MCTプラス・コンソーシアム」とは

「MCTプラス・コンソーシアム」は、近年市場拡大を続けているMCT(中鎖脂肪酸)の健康価値や日常生活での取り入れ方を、カラダづくりの専門家による最新研究・調査などを交えながら広く発信しています。

MCTプラス・コンソーシアム ホームページ: https://mct-plus.jp/

齋藤真理子 先生