相葉雅紀が主演を務める、ドラマ「今日からヒットマン」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)がクランクアップを迎え、相葉、山本舞香、深澤辰哉、本仮屋ユイカ、勝村政信の5名からコメントが届いた。

【写真】ひと足先にクランクアップを迎えていた深澤辰哉がサプライズ登場

相葉雅紀、後輩・深澤辰哉と熱いハグを交わす

相葉が主人公・稲葉十吉を演じ、初のガンアクションに挑んだ本作。第1話では十吉がトランクスの中に隠した銃で発砲するシーンが話題となり、さらには相棒のちなつ(山本)や間の悪すぎるダメダメな後輩・山本照久(深澤)とのコミカルな演技合戦も反響となった本作が、無事にレギュラーキャストのクランクアップを迎えた。

妻の美沙子(本仮屋)、息子・百太(木村優来)との家族団らんのシーンを撮り終えた座長・相葉は、拍手と共にスタッフから大きな花束を受け取ると「皆さん本当にお疲れさまでした。濃い4カ月でした」と過酷だった撮影期間を回想。「撮影の終盤は、体力の限界を超えていましたが、キャスト、スタッフを含めた皆さんの頑張りを見て『これは負けてられない』という刺激をもらっていました」と明かし、ねぎらった。

また、初のヒットマン役に初のガンアクションオールバックサングラスの出で立ちで新境地を開拓したことについて「鉄砲を撃ったり、殴られてボコボコにされたり、今まで経験のなかったことをたくさんやらせていただき、『今日からヒットマン』のひとつのピースになれたことが、すごく光栄です」と、すべてをやり切った晴れやかな表情に。ひと足早くクランクアップしていた深澤がサプライズ登場し、花束とプレゼントを渡されると、「びっくりした!忙しいのにありがとう!!」と思わず熱いハグ。撮影現場はこの日一番の盛大な拍手に包まれた。

山本舞香「笑顔で乗り切ることができました」

ちなつ役の山本は「相葉さんをはじめ、本当に素敵なキャストさん、スタッフさんに恵まれて、後半はすごく大変でしたが、笑顔で乗り切ることができました」と、キャスト・スタッフの一体感をアピール。「『今日からヒットマン』のヒロインにしてくださり、ありがとうございました!」と語ると、何やら扮装をした怪しげな人物が近づいてきて、ここにもサプライズで深澤が登場。「通行人かと思った(笑)。嬉しい、待っててくれたんだ!」と、プレゼントを受け取り、あふれる笑顔を見せた。

山本照久役の深澤は、「地上波では10年ぶりのドラマ出演となりましたが、それが『今日からヒットマン』で本当に良かったです」と、クランクイン当初はブランクに多少の戸惑いがあったことを明かします。自身が主演したスピンオフ作『今日からラブリーマン』(TELASAにて配信中)にも触れ「『今日からラブリーマン』も併せて、たくさんの人に観ていただいて、感謝しています」と、両作ともにファンから愛されたことにひと安心。「またどこかでお会いする機会がありましたら、一緒に楽しくお仕事しましょう!」と名残惜しさを残しつつも、再会を誓った。

一方、深澤と同時にクランクアップとなったのが、十吉が働くイージーフードの部長・遠藤保を演じた勝村。「相葉さんを中心にチームワークが良くて、楽しくて本当に幸せでした。『今日からラブリーマン』も楽しかったです。パート2があればいいですね!」と、さっそく続編に意欲を見せた。

さらに、この日は「メリークリスマス!」という言葉と共に、相葉から二人にプレゼントが。中身は『今日からラブリーマン』のタイトルがプリントされたパンツ。「いいんですか!?」(深澤)と喜びを爆発させた。

そして「素敵な家で、素敵な旦那さんと息子とで、ホームドラマを撮っているつもりで2~3カ月過ごしていました」と語ったのが本仮屋。「私としては、美沙子はチャレンジングな役でしたが、相葉さんに大いに甘えさせていただき、撮り終えることができました」と、頼もし気に相葉を見つめ、本仮屋の“チャレンジ”は大成功に終わった。

相葉雅紀・コメント

皆さん本当にお疲れさまでした。濃い4カ月でした。撮影の終盤は、僕も体力の限界を超えていましたが、キャスト、スタッフ含めて皆さんの頑張りを見て「これは負けてられない」という刺激をもらっていました。鉄砲を撃ったり、殴られてボコボコにされたり、今まで経験のなかったことをたくさんやらせていただき、『今日からヒットマン』のひとつのピースになれたことが、すごく光栄です。ありがとうございました!

山本舞香・コメント

4カ月間ありがとうございました。相葉さんをはじめ、本当に素敵なキャストさん、スタッフさんに恵まれて、後半はすごく大変でしたが、笑顔で乗り切ることができました。でも、私たちよりもスタッフさんの方がキツイことはわかっています。全力で良い作品を作ろうと向き合ってくださり、本当に感謝しています。『今日からヒットマン』のヒロインにしてくださり、ありがとうございました!

■深澤辰哉・コメント

地上波では10年ぶりのドラマ出演となりましたが、それが『今日からヒットマン』で本当に良かったです。キャストの皆さん、スタッフの皆さんも優しくて、最初は緊張していたのですが、皆さんのおかげでとても楽しい現場でした。スピンオフの『今日からラブリーマン』も併せて、たくさんの人に観ていただいて、感謝しています。でもやはり、キャスト、スタッフの皆さんとの素敵な出会いが一番の宝物です。またどこかでお会いする機会がありましたら、一緒に楽しくお仕事しましょう!ありがとうございました!

本仮屋ユイカ・コメント

お疲れ様でした。素敵な家で、素敵な旦那さんと息子とで、ホームドラマを撮っているつもりで2~3カ月過ごしていましたが、最後の最後で“ヒットマン”を味わいました。それで、皆さんがいかに過酷な状況で撮影を続けていたのかがわかりました。本当に素晴らしかったです。ご一緒できて、誇りに思っています。私としては、未婚で独身ですので、美沙子はチャレンジングな役でしたが、相葉さんに大いに甘えさせていただき、撮り終えることができました。ありがとうございました!

■勝村政信・コメント

今回は“イージーフードチーム”ということで、“ヒットマンチーム”の皆さんとはなかなかお会いする機会もなかったのですが、会社の中では、相葉さんを中心にチームワークが良くて、楽しくて本当に幸せでした。スタッフの皆さんも温かかったです。僕らが芝居をしやすい雰囲気を作ってくださりました。『今日からラブリーマン』も楽しかったです。パート2があればいいですね!ありがとうございました!

■『今日からヒットマン』最終回あらすじ

闇の組織“コンビニ”の丸メガネ(筧利夫)との出世争いに負けた挙句、伝説のヒットマン・二丁に扮した稲葉十吉(相葉)の活躍で“コンビニ”を追われたアゴ(岩永ひひお)。彼が創設したライバル組織“100均”に雇われた殺し屋マンモス(武蔵)は、十吉の妻である美沙子(本仮屋)と息子・百太(木村優来)を人質に取る。アゴは、“コンビニ”を壊滅させた後で、二丁こと十吉を抹殺する計画を立てていた。一方のマンモスは現在、二丁を名乗っている十吉を、今は亡き本物の二丁(滝藤賢一)だと勘違いしており、積年の恨みを早く晴らしたいと主張するのだった。

家族をさらわれた十吉は頭を抱えるが、なんと“コンビニ”アルバイトキンパツ(駒木根葵汰)が“100均”にスパイとして潜入していた。次に彼らが襲う“コンビニ”の支部の情報がキンパツから寄せられるが、その支部の支部長は本部長・将軍(小沢仁志)の実弟。アゴとマンモスが向かう先が分かった十吉は、家族を救うべくちなつ(山本)とともに彼らを追うが、道中でひょんなことからマンモスに出会うことに。十吉はマンモスの圧倒的な強さを目の当たりにし、今のままでは勝ち目がないことを悟り絶望するのだった。翌日、十吉はやつれながらもイージーフードに出社すると、部長・遠藤保(勝村)から会社始まって以来となる大きな仕事の話が。部下の山本照久(深澤)と3人で、急いで先方に向かおうとした矢先に、ちなつから美沙子たちの居場所が分かったことが告げられる。

ドラマ『今日からヒットマン』/(C)テレビ朝日