同社「お針子事業」は2016年に誕生、環境省主催「環境大臣賞(最優秀賞)」受賞事業

日本リユースシステム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山田 正人)は、2023年12月13日 自立支援型・寄付つきお片づけ商品 「着物deお針子 専用回収キット」の販売を開始しました。

日本の伝統文化の代表である着物類にフォーカスし、大量廃棄の危機・CO2排出の環境問題が迫る着物に新たな価値を見出し、着物の素晴らしさを国内外へ発信します。

■着物deお針子

ご家庭でご不要になった着物等を簡単便利に手放すことができる自立支援型・寄付つきお片づけ商品です。

▼着物deお針子 https://kimonodeohariko.jp/

お送りいただく着物等は、モンゴルや国内の福祉作業所等にて手作業で主に反物として生まれ変わり、北欧・欧米を中心に世界各国へ輸出され、販売されます。

着物deお針子専用回収キット1キットつき、モンゴル政府機関を通して「お針子作業に必要なミシン針10本、売上の一部よりミシン」を寄付させていただいております。

■着物deお針子ご利用の流れと仕様

専用回収キットのお申込みから着物類ご発送まで、ご自宅から一歩も出ることなく完結できます。

衣類回収袋サイズ:縦40cm・横50cm・高さ60cm 1袋に入る目安:約10式分の着物類

専用回収キット価格:5,000円(税込)

■着物deお針子の仕組み

各ご家庭の箪笥のお片づけを通して、着物や帯が世界中で活かされるだけではなく、国内外障がいのある方やシングルマザー・ 服飾学生への自立を支援することができます。

■着物deお針子の特徴と自立支援活動

1.思い入れのある着物が世界中で活かされる

簡単便利に箪笥の お片付けができ、 着物等はアップサイクル生地として生まれ変わり世界中で活かされます。

2.独自のオゾン加工

独自の技術により、より良い状態で輸出し世界で活かします。センターではバングラデシュ人の 女性が中心となり働いています。

3.お針子作業に必要となるミシン・ミシン針を寄付

1キットにつきミシン針10本・売上の一部からミシンをモンゴル政府機関(首都労働福祉局)を通して貧困層の方へ寄付させていただき、お針子作業を通して手に職をつけていただけるよう自立支援活動に活かされます。

4.障がいのある方のお仕事につながる

国内の福祉作業所で専用回収キットの製造から発送までを一貫して行っており、障がいのある方たちのお仕事にもつながっています。

5.モンゴル国にて独自の反物Kimono Upcycle Cloth 「OHARIKO」を製造

シングルマザー・貧困層・障がいのある方が中心となり、独自の反物Kimono Upcycle Cloth 「OHARIKO」を制作し着物地として世界で活かします。

6.専属デザイナーによる「貧困層」「服飾学生」への 自立支援活動

●貧困層の方へ向けたお針子技術指導を行い、手に職をつけていただけるよう自立を支援します。
服飾学生に向けた講義を行い着物の特徴を活かしたものづくりを指導し未来のデザイナー育成を支援しています。

7. 北欧・欧米にてアップサイクル生地として活かされます

大切に保管してきた着物や帯が新たな美しい姿となり、世界の誰かの大切なモノに生まれ変わります。

8.SDGs10個のゴール達成へ貢献(1.4.5.8.10.11.12.13.14.17)

着物や帯に「生地」としての新たな価値を生み出し捨てずに活かすソーシャルグッドにつなげます。

モンゴル国スタッフビャンバーより日本の皆様へメッセージ

生まれつき障がいを抱え(下半身脊髄麻痺)車いす生活ビャンバーの夢:この仕事をして、初めて「社会の一員として生きること」へ喜びを感じ、自分に自信がつきました。お客様が大切にされていたお着物を活かし、反物の製造だけでなく、障がいのある方へ手に職をつけ自立に向かうチャンスとなり、日本の素敵な伝統を世界に広めるこの取り組みの一員になれたことが誇りです。着物deお針子をご利用くださるお客様へ、私は今が一番幸せであることを伝えたいです。そしてこのお仕事に携わってから、人生で初めて夢を持つことが出来ました。それは世界中の障がいを抱える方々へ、夢と希望をあたえられる存在になりたいということです。

■日本の伝統文化の代表である着物

正絹でつくられた着物は約100年もの間、何世代にもわたって何度も使い続けることができる設計でサステナブル衣類の最たるものとされています。

その着物を取り巻く環境は、この100年で著しく変化しております。「着る機会がない」「保管が大変」といったライフスタイルの変化に伴い、日本の各家庭には約40兆円もの膨大な量の着物や帯が眠っているとされています。

また、「終活」や「遺品整理」といったお片づけ意識の高まりにより、これらの着物や帯は寿命を全うすることなく、引き取り手のいない「不要」なものとして大量に廃棄されているのが現状です。

弊社が2010年より販売を行っている「古着deワクチン」を通じて、たくさんのお客様より大切にしてきた着物や帯を捨てずに活かす方法・手放す方法はないかというお声を多く頂戴してまいりました。

このような現状やお客様からのお声にお応えし、弊社は ‐着物から着物地へ 日本から世界へ- をスローガンに、着物deお針子を通じて、残念ながら廃棄されてしまう着物や帯に「生地」としての新たな価値を生み出し、アップサイクル持続可能な資源利用を普及・提案いたします。

■日本リユースシステム株式会社について

所在地:〒108-6028 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟28階

代表者:代表取締役 山田 正人

設立:2005年6月28日

URL:https://www.nrscorp.jp/

事業内容:リユース業をベースに様々なソーシャルビジネスを展開する「捨てさせない屋」です。

「三方義し」を企業理念に、現在は約30の国や地域と取引を行い、日本や世界で不要になったモノやコトを、

既存の常識にはとらわれない新しい視点や方法で、必要とされる方のもとで活かしています。

主な事業は「古着deワクチン」(第3回ジャパンSDGsアワード「特別賞(SDGsパートナーシップ賞)」受賞)や

「お針子事業」(環境 人づくり企業大賞2019「環境大臣賞(最優秀賞)」受賞)

■本件に関するお問い合わせ先

日本リユースシステム株式会社

担当者: 辻本 真子

TEL:080-7283-5078

E-mail:atr.mt@nrscorp.jp

配信元企業:日本リユースシステム株式会社

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