Prime Videoにて、Amazon Originalドラマ「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦〜」が2024年2月9日(金)より配信されることが決定。あわせて壮大な物語を象徴するキービジュアルと場面写真が解禁となった。
1988年から1996年まで連載され、累計発行部数3200万部を突破するヒットを記録したコミック「沈黙の艦隊」を原作とした本作。主演を大沢たかおが務めて実写化され今秋公開となった映画『沈黙の艦隊』(23)に、劇場未公開シーンをふんだんに加え、その後、東京湾で勃発する大海戦というクライマックスまでの全8話を完全版連続ドラマとして描く。初週に1話から6話、2月16日(金)に7話、8話が配信される。
「沈黙の艦隊」の実写化プロジェクトは、日本のAmazonスタジオが過去最大級の予算を投じて、世界に誇る日本発のドラマシリーズを作るべくスタートしたもの。Amazonスタジオローカルオリジナルバイスプレジデントのジェームズ・ファレルは「コンテンツの魅力を最大限に楽しんでいただく方法を模索するなかで、劇場で鑑賞するに遜色ないクオリティで製作することで大きなスクリーンでの映像体験も叶えられないかと思い至りました」と、この取り組みの経緯を明かした。Prime Videoが日本の劇場版映画を製作し、その後ドラマシリーズとして全世界に配信をするのは初の試みとなる。全8話で構成される本シリーズの前半は、劇場版のストーリーをより多くの登場人物にフォーカスをすることで、人間ドラマにさらなる厚みを持たせて描いている。後半は劇場版の続きとなる沖縄沖海戦、東京湾海戦で展開する壮大なバトルシーンが見どころだ。
主演の大沢は、本作にプロデューサーとしても参画。防衛省、海上自衛隊との協力体制の構築や、原作者への企画プレゼンを行うなど意欲的に取り組んだという。大沢はドラマシリーズについて「日本を代表する制作スタッフたちが、徹底的にこだわり妥協なく創り上げた本作」と自信を見せ、「世界中がさらなる混迷と変化の時を迎えたいま、この時代を生きる全ての人にお送りいたします」と世界中の視聴者へ向けて熱い想いを語った。さらに、原作者のかわぐちかいじは「そして、いよいよ『やまと』は東京湾へ浮上し、日本、アメリカとの交渉が始まる!戦場となる東京湾、その激戦のなかで、日本が発信する最高の決断をこの眼で観たい!!」と、完全版ドラマとしてさらに物語が紡がれていくことへの喜びを明かしている。
日本のエンタテインメント作品で初めて海上自衛隊、潜水艦部隊の協力を得て撮影した実物の潜水艦と、日本屈指のVFX技術を融合し臨場感たっぷりに描いた壮大な海中戦闘アクションと重厚なヒューマンドラマ。劇場版にさらなる深みを加える完全版ドラマシリーズに期待が高まる。
■<スタッフ、キャストコメント>
●ジェームズ・ファレル(Amazonスタジオ ローカルオリジナル バイスプレジデント)
「いまから6年前、Prime Videoが本国、アメリカに次いで、海外で初めてAmazonオリジナル製作を手がけたのがこの日本でした。日本のお客様のニーズに応えるべく、優れた日本原作の実写化というのは常に優先課題でした。実写化には高い技術と大きな予算が必要であり、際立って面白いストーリーが重要です。そんななか、ようやく出会えた『沈黙の艦隊』を、かわぐち先生はじめ関係者の皆様にご理解とご協力を頂き、大沢さんと松橋さんという情熱を持ったパートナーに恵まれ、防衛省、海上自衛隊の協力まで得ることが出来ました。自社の配信サービス向けに立ち上げたプロジェクトでしたが、Amazonの理念に則り、お客様にコンテンツの魅力を最大限に楽しんでいただく方法を模索するなかで、劇場で鑑賞するに遜色ないクオリティで製作することで大きなスクリーンでの映像体験も叶えられないかと思い至りました。ご賛同くださった東宝さんには深く感謝するとともに、配信や劇場公開というエンタメ枠の垣根を越えた革新的な本プロジェクトの始動が、日本のエンタテインメント界により一層の活気をもたらすことを願っています。そして本作がこの度、ドラマシリーズとしてさらに物語を深化させて、世界へ誇る日本のローカルオリジナル作品として日本はもちろん世界のお客様へお送りすることを喜ばしく思います」
●かわぐちかいじ(原作)
「この秋、原子力潜水艦『やまと』、海江田艦長、そしてドラマを創るキャラクターたちが劇場の中で現実となった。そして、いよいよ『やまと』は東京湾へ浮上し、日本、アメリカとの交渉が始まる!戦場となる東京湾、その激戦のなかで、日本が発信する最高の決断をこの眼で観たい!!」
●大沢たかお(主演/プロデューサー)
「今秋公開された映画『沈黙の艦隊』の続編がAmazon Original連続ドラマとして、世界240以上の国や地域に向けて新たな航海へと旅立つことになりました。タイトルは『沈黙の艦隊 シーズン1 〜東京湾大海戦〜』日本を代表する制作スタッフたちが、徹底的にこだわり妥協なく創り上げた本作。世界中がさらなる混迷と変化の時を迎えたいま、この時代を生きる全ての人にお送りいたします。ドラマの枠を遥かに超えた壮大なストーリー、迫力ある映像とサウンドをぜひご体感ください」
●松橋真三(プロデューサー)
「Amazonの多大なる協力で、日本ではいまだかつてない規模の企画に取り組むことが出来ました。まずは、深く感謝いたします。このような機会を得て、我々は、日本を代表する大ヒットコミック、かわぐちかいじ先生の『沈黙の艦隊』を制作し、世界に提案することができます。その壮大さ、クオリティ、そして物語と世界中の皆様に楽しんでいただける内容になっています。映画版で大興奮した皆様へもその先まで含めた壮大な物語をご覧いただけることを楽しみにしています。また、日本でもこんなすごい作品が作れるんだという証明を、世界に、この作品でしたいと思いました。お楽しみに!」
文/鈴木レイヤ
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