チャンピオンズリーグ(CL)グループE最終節のセルティックvsフェイエノールトが13日にセルティック・パークで行われ、2-1でセルティックが勝利した。

すでにグループステージ敗退の決まった最下位セルティック(勝ち点1)と3位フェイエノールト(勝ち点6)による一戦。セルティックはFW古橋亨梧とDF岩田智輝がスタメン。負傷のFW前田大然とMF旗手怜央は、登録外のDF小林友希と共にメンバー外となった。 一方、フェイエノールトのFW上田綺世はベンチスタートとなった。

共に[4-3-3]でスタートした一戦は、CL16試合ぶりの白星を狙うセルティックが積極的な入りを見せると17分、スケールズのロングスルーパスでボックス左に抜け出した古橋にチャンスが訪れたが、シュートは相手GKのセーブに防がれた。

しかし、セルティックは直後の18分にアクシデント。中盤アンカーで先発した岩田が左足首を痛めると、プレー続行不可能に。19分にベルナルドが緊急投入された。

すると直後の22分にフェイエノールトが決定機を迎える。細かなパスワークで中盤を崩すと、イバンシッツのスルーパスに反応したヒメネスが飛び出したGKをかわして無人のゴールにシュートを流し込んだが、これはオフサイドの判定となりゴールは取り消された。

ピンチを凌いだセルティックは31分、左CKのポジション争いでボックス内のスケールズがゼルキに倒されると主審はPKを宣告。このPKをパルマがゴール中央左に決めた。

先制を許したフェイエノールトは43分、ボックス右でパスを受けたステングスの折り返しをイバンシッツがワンタッチで落とすと、ゴールエリア右まで侵入したヘールトライダが右足でゴールに迫ったが、これは左ポストに弾かれ、前半は1-0で終了した。

迎えた後半、リードするセルティックは開始早々の48分に決定機。右サイドを突破したマイキー・ジョンストンのクロスをファーサイドで収めたパルマがワントラップからゴールを狙ったが、これはGKバイロウの好セーブに防がれた。

膠着状態が続く中、フェイエノールトは67分にイバンシッツを下げて上田を投入。対するセルティックは、68分に古橋とマイキー・ジョンストンを下げてオ・ヒョンギュとフォレストをピッチに送り出した。

すると82分、フェイエノールトが試合を振り出しに戻す。ボックス右手前まで侵攻したヒメネスのクロスを中央のファン・デン・ベルトがスルーすると、ファーサイドでフリーのミンテがダイレクトシュートをゴールに突き刺した。

このまま試合終了かと思われたが、セルティックは後半アディショナルタイムに勝ち越す。91分、ショートコーナーの流れからバイタルエリア中央右までボールをA・ジョンストンのクロスをボックス左でボールを収めたオライリーが折り返すと、最後はゴール前のラガービエルケがヘディングでゴールに流し込んだ。

結局、これが決勝点となり、2-1でタイムアップ。セルティックが6季ぶりの白星で今季のCLを締めくくった。

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