俳優の北村匠海12月13日、都内で行われたNetflixシリーズ「幽☆遊☆白書」決戦前夜祭・全世界最速上映イベントに、志尊淳本郷奏多、上杉柊平、白石聖、古川琴音、見上愛、清水尋也、町田啓太、梶芽衣子、滝藤賢一綾野剛、月川翔監督と共に出席。本作の公開を迎える心境を語った。

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■これはとんでもないものができた

冨樫義博の同名大ヒット漫画を初めて実写ドラマ化。主人公・浦飯幽助を北村が演じる。

本作について、北村が「制作期間、約5年かかっています」と明かすと、観客からはどよめきが発生。「本当に僕たちもやっと、やっとの思いでここに立っている」と喜びを口にした。

また、完成した作品を見た感想を求められると「自分がこんだけ時間かけて作った、とかそういうのは本当にどうでもよくて。ただ完成したものを見た時に、監督に『これはとんでもないものができましたね』と言いたい気持ちでいっぱいになりました」としみじみ。

続けて「明日から見ていただける世界中の皆さんがどんな感想を持つか、『幽☆遊☆白書』の世界でどういう体験をしてくれるのかというのがすごく楽しみ」と目を輝かせた。

■100点を常に追い求めて毎日撮影

撮影現場に原作者の冨樫氏が訪れた日もあったという。町田が「生みの親に生の芝居を見せるって、もうこんな贅沢ないですね」と口にすると、北村も「コミカルなシーンなんですけど、長い撮影期間の中で一番緊張感がありました」と当時の心境を明かしていた。

最後に、北村は「100点を常に追い求めて、毎日毎日撮影を重ねてきました。構想、準備、撮影、いろんなことを含めるとすごい年月がたちましたが、やっと届けられるということで、すごく感慨深い」と吐露。

「これまでずっと長く愛されてきたこの『幽☆遊☆白書』という作品を、改めて皆さんの青春として愛していただければとても光栄です」と締めくくった。

Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」は、12月14日(木)よりNetflixにて世界独占配信。

◆取材・文=山田健史

Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」決戦前夜祭・全世界最速上映イベントに登壇した志尊淳、北村匠海、綾野剛(写真左から)/撮影:山田健史