松村沙友理×竹財輝之助、岡本玲×桐山漣北乃きい×平岡祐太で3組の夫婦の復讐劇を描くカンテレ×DMM年間ドラマ第1弾『極限夫婦』が、2024年1月18日よりカンテレにて放送、DMM TVにて配信スタートすることが発表された。

【写真】松村沙友理×竹財輝之助、岡本玲×桐山漣、北乃きい×平岡祐太がそれぞれ夫婦役で主演!

 2024年1月より、カンテレDMM TVのコラボによる1年間4クールのドラマ企画がスタート。『極限夫婦』を皮切りに、“リベンジもの”のドラマを4作品連続で毎週木曜深夜0時25分(※初回のみ0時40分)からカンテレで放送。さらに“DMM TV”にて独占配信される。

 第1弾の『極限夫婦』は、“めちゃコミック”で月間ランキング首位を獲得した、夫婦漫画家・きづきあきら+サトウナンキの同名コミックス『極限夫婦』(双葉社・アクションコミックス)を実写化。モラハラ・浮気・男尊女卑と、女性の尊厳を踏みにじる最低夫たちを妻たちが見事にスカッと成敗する、3組の夫婦の“アットホーム”復讐ドラマだ。それぞれの夫婦の結婚生活の果てにある極限状態と、夫への断罪をオムニバス形式で描く。

 3組の夫婦を演じる主演俳優は、松村沙友理×竹財輝之助、岡本玲×桐山漣北乃きい×平岡祐太の6名。

 第1章「船越夫婦の場合」(1~3話)では、松村沙友理が元上司のドS夫に尽くし続ける真面目な専業主婦・桃子役を、妻を家政婦のようにこき使うモラハラエリート夫・高弘役を竹財輝之助が演じる。

 第2章「玉川夫婦の場合」(4~6話)では、岡本玲が不妊に悩むキャリアウーマンの妻・杏子役を、子供を切望しながらも、妊活は女がやるべきと杏子に丸投げするナルシストなクズ夫・直樹役を桐山漣が演じる。

 第3章「北斗夫婦の場合」(7~10話)では、北乃きいが家事育児は女がやるものと偏った考えを押し付ける夫と夫の家族に疑問を抱く1児の母・亜紀役を務め、平岡祐太が妻を見下し家事育児に非協力的な最低夫・達也役を演じる。

 DMM TVのオリジナルコンテンツ制作責任者・久保田哲史は、企画テーマを“リベンジもの”に設定した理由について「地上波では、コンプライアンスが厳しく、思い切ったことがしづらい状況にあると思います。マスに訴えることと、浅めのことしか表現できないことは同義だと思いますが、カンテレさんはマスにアピールしつつも、エッジが立って深掘りされた、作り手の思いが溶け込んだ作品づくりがお上手だと思います。そんなクリエイターの背中を押せたらなと思い、DMM TVから“リベンジもの”をテーマとして提案しました。コンセプトは“タブーに挑戦”です」と力強くコメント。

 カンテレのエグゼクティブプロデューサー・吉條英希は、本作について「『極限夫婦』という名前の通り、非常にエッジがたった、極端な夫婦のお話です。1話完結ではなく、1夫婦につき3話、最後は4話と丁寧に人間模様を描いているので、見ごたえがあると思います。1年を通して4クールを“リベンジ”というテーマでやり通すことをはじめ、今までの地上派にはない、DMMさんとでなければ出てこなかっただろう企画です。『極限夫婦』をきっかけに、テレビをお持ちでない方にもカンテレのドラマを見ていただければうれしいです」とアピールした。

 ドラマ『極限夫婦』は、2024年1月18日より、カンテレにて毎週木曜深夜0時25分(※初回のみ0時40分)放送、DMM TVにて配信。

 スタッフコメント全文は以下の通り。

桐山漣の「漣」は、「さんずい」と「一点しんにょう」が正式表記

<コメント全文>

久保田哲史(DMM TVオリジナルコンテンツ制作責任者)

 カンテレさんのドラマは昔の草なぎ剛さん主演の『僕シリーズ3部作』から最近の『エルピスー希望、あるいは災いー』まで、私の古巣であるフジテレビの“月9”に代表される“王道のテレビドラマ”に対するアンチテーゼの側面があると思っています。そのスタイルは、本数も枠も増え続けていく他のドラマとどう差別化して戦うかを考え抜いた先にできたものだと思います。その意識は配信で伸びるコンテンツと共通するものですし、DMM TVも今、配信サービスが群雄割拠である中で他と差別化して戦っていこうというフェーズにいるので、学ばせていただけることがたくさんあると思っています。

 地上波では、コンプライアンスが厳しく、思い切ったことがしづらい状況にあると思います。マスに訴えることと、浅めのことしか表現できないことは同義だと思いますが、カンテレさんはマスにアピールしつつも、エッジが立って深掘りされた、作り手の思いが溶け込んだ作品づくりがお上手だと思います。そんなクリエイターの背中を押せたらなと思い、DMM TVから“リベンジもの”をテーマとして提案しました。コンセプトは“タブーに挑戦”です。

 DMM TVの“やんちゃさ”とカンテレさんの“認知度・制作力”を組み合わせた新しい取り組みなので、なにが産みだされるか、ぜひ期待してください。

■吉條英希(エグゼクティブプロデューサー/カンテレ

 DMMさんと組んでドラマを制作できることは、全国の方に見ていただけるドラマを作れること。ローカル局のカンテレとしては大変幸せで、夢とやりがいがあります。カンテレの連続ドラマは今、月曜夜10時枠の“月10”と火曜夜11時枠の“火ドラ★イレブン”の2枠ですが、地上波では“ノー”と言われて終わっていたかもしれない企画も、DMMさんとコラボする枠でなら生きるかもしれない。枠が限られる中でも、作りたいという熱量は社内にあふれています。新しいモノづくりがしたい若い人たちのためにも、この企画を当てたいと思っています。

 『極限夫婦』という名前の通り、非常にエッジがたった、極端な夫婦のお話です。1話完結ではなく、1夫婦につき3話、最後は4話と丁寧に人間模様を描いているので、見ごたえがあると思います。1年を通して4クールを“リベンジ”というテーマでやり通すことをはじめ、今までの地上派にはない、DMMさんとでなければ出てこなかっただろう企画です。『極限夫婦』をきっかけに、テレビをお持ちでない方にもカンテレのドラマを見ていただければうれしいです。みなさんには、ぜひいつものカンテレとは違うカンテレを、テレビの前でもDMM TVでも楽しんでいただきたいです。

ドラマ『極限夫婦』で主演を務める(前列左から)岡本玲、松村沙友理、北乃きい、(後列左から)桐山漣、竹財輝之助、平岡祐太  画像提供:カンテレ