BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)では、12月20日(水)より韓国ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」(毎週月~金、朝10:00-11:00)の放送をスタート。不滅の命を生きる“トッケビ”と、唯一その命を終わらせる力をもつ“トッケビの花嫁”が繰り広げるファンタジー・ラブロマンスで、2016年の放送当時、韓国で爆発的な人気を記録した。

【写真】コン・ユ“キム・シン”の背中にもたれかかるキム・ゴウン“ウンタク”

■不滅の命を生きる“トッケビ”と運命の花嫁を巡る恋の物語

高麗時代の英雄だったキム・シン(コン・ユ)は、若き王の嫉妬により逆賊として命を落とし、神の力によって不滅の命を生きる“トッケビ”となってしまう。それから900年以上の時を経て、女子高生ウンタク(キム・ゴウン)と出会うシン。ウンタクはシンがトッケビであることを見破り、自分こそがトッケビを永遠の命から解き放つことができる“トッケビの花嫁”だと主張する。

そんな中、シンの家臣の子孫であるユ・ドクファ(ユク・ソンジェ)が勝手にシンの家を死神(イ・ドンウク)に貸し出し、男二人の奇妙な同居生活が始まる。そして、母を亡くし意地の悪い親戚から厄介者扱いをされたウンタクもそこへ転がり込み、さらに賑やかになるシンの家。最初は“トッケビの花嫁”だと言うウンタクの主張に半信半疑だったシンも、天真爛漫な彼女と過ごすうちに心が揺らぎ始める。

さらに、同居人である死神も、ウンタクのバイト先のチキン店の社長・サニー(ユ・インナ)に恋をし、シン、ウンタク、死神、サニーの4人を取り巻く恋と数奇な運命の歯車が動き始めるのだった――。

カリスマ俳優コン・ユと“視聴率の女王”キム・ウンスクによる奇跡のタッグ

“トッケビ”ことシンを演じるコン・ユは、「コーヒープリンス1号店」の出演で人気を得ると、その後も「ビッグ~愛は奇跡<ミラクル>~」など数々の作品で主演を務めてきたカリスマ俳優。2021年に配信され世界的ブームを巻き起こしたサバイバルドラマ「イカゲーム」にも、主人公と対峙する“謎のめんこ男”として特別出演している。

そんな彼に熱烈なラブコールを送ったのは、韓国ドラマ「太陽の末裔 Love Under The Sun」などのヒット作を手掛け、“視聴率の女王”といわれる脚本家キム・ウンスクだ。5年もの間ラブコールを送り続け、ようやく実現した奇跡のタッグは、2016年の放送開始当初から大きな話題となり、最高視聴率20%を超える大ヒット作となった。この社会現象とも言える人気を受けて、第53回百想芸術大賞では、キム・ウンスクが大賞を、コン・ユが最優秀演技賞を受賞している。

本作の魅力と言えば、丁寧に描かれるシンとウンタクの純粋な関係性。屈託のない笑顔と真っ直ぐでひたむきなウンタクの思いが、戸惑うシンの心を惹きつけていき、孤独だった互いの心を穏やかな愛で満たしていく様子は、多くの視聴者の間で感動を呼んだ。またコン・ユやイ・ドンウク、ユク・ソンジェといったキャスト陣が“イケメン揃い”である点も、本作の魅力ポイントになっている。

■シンと死神によるコミカルな掛け合いと奇妙な友情も見どころ

さらに物語を面白くしているのが、イ・ドンウク演じる死神の存在だ。名前もなく携帯もない死神の前途多難な恋模様に加え、シンと死神がコミカルな掛け合いで互いに足を引っ張りながらも次第に相手の一番の理解者となっていくという、奇妙な友情も見どころの1つと言える。

12月20日(水)朝10時より放送される第1話では、高麗の世で武神と呼ばれながらも謀反の罪で処刑されてしまうキム・シンが描かれる。神の力で“トッケビ”としてよみがえり、不滅の命を生きることとなったシンは、それ以来、不滅の命から自分を解放してくれる“トッケビの花嫁”を探して世界中をさまよっていた。

そして20年ぶりに韓国に戻ってきたシンは、ある雪の夜、ひき逃げされた妊婦を助ける。その妊婦はやがて女の子を出産し、ウンタクと名付けるのだが、幽霊たちは彼女のことを“トッケビの花嫁”と呼ぶのだった――。

「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」が12月20日(水)よりBS松竹東急にて放送開始/(C)STUDIO DRAGON CORPORATION