双日株式会社(以下「双日」)、関西電力株式会社(以下「関西電力」)および西日本旅客鉄道株式会社(以下「JR西日本」)は、本日、コーポレートPPA(※1)に関して基本合意(以下「本合意」)しました。

 本合意に基づき、双日が開発・保有・運営する太陽光発電所(以下「本発電所」)から生じる再生可能エネルギー(以下「再エネ」)由来の電力および環境価値につきましては、関西電力を通じJR西日本JR京都線JR神戸線を始めとした主要路線の列車運転用電力として供給される予定です。再エネ由来の電力供給と環境価値の提供を合わせて行うコーポレートPPAとしては、国内最大規模のプロジェクトです。

 双日グループは、これまで国内外で約2,000MWの再エネ発電所を開発し、事業運営してきました。これらを通じて得られた知見を生かし、日本国内で新たに、複数の小規模発電所を束ねる分散型の発電所から大規模な発電所まで、需要家のニーズに応じた再エネ発電所の開発を推進し、コーポレートPPAを通じて発電した電力と環境価値を提供していきます。またEV、EV充電設備、駐車場での太陽光発電などのEV関連インフラの整備事業や、蓄電池事業も展開し、多様化する需要家のニーズに応える「脱炭素ソリューション」を提供するビジネスモデルの構築・拡充を進めていきます。

 双日は、2050年に向けた長期ビジョン「サステナビリティチャレンジ」(※2)に取り組んでおり、事業を通じた脱炭素社会実現への挑戦などにより、持続的な成長を目指します。再エネ由来の電力および環境価値の取得を希望する需要家や、再エネ資産の取得を希望する投資家とも広く連携し、脱炭素社会の実現に貢献していきます。

(※1)コーポレートPPA(Power Purchase Agreement):発電事業者と企業(需要家)が直接電力売買契約を締結し、発電した電力と環境価値を供給・調達する契約方式
(※2)「サステナビリティチャレンジ」の詳細につきましては、下記リンクをご参照願います。
2050年に向けた長期ビジョン『サステナビリティ チャレンジ』|サステナビリティ重要課題(マテリアリティ)|サステナビリティ|双日株式会社 (sojitz.com)


(ご参考)
【本プロジェクトの概要】


(※3)本件により削減されるCO2排出量は、年間約36,000t(2021年度電気事業者別排出係数の全国平均係数0.434kg−CO2/kWhから算出)。

配信元企業:双日株式会社

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