ラス・パルマスは14日、カピタンを務める元スペイン代表MFジョナタン・ビエラ(34)の退団を発表した。

ビエラは同日のトレーニングセッション前にチームメイトやコーチングスタッフへの別れの挨拶を済ませ、19日に行われる記者会見で退団の経緯を説明する予定だ。

ラスパルマスのカンテラ出身のビエラは、バレンシア、ラージョ・バジェカーノ、スタンダール・リエージュ、北京国安(現:北京FC)でプレーし、2021年8月にラス・パルマスに復帰した。

ラスパルマスではこれまで公式戦265試合に出場し75ゴールを記録しており、クラブにとってはアイコン的な存在だった。2021年夏に5年契約を結び、キャリアをラス・パルマスで終えることも考えられていた。

なお、スペイン『アス』によると、ビエラガルシア・ピミエンタ監督との間に問題を抱えていると見られ、今シーズンの直近の9試合を欠場していた。

さらに、先日には家族の問題を理由に試合やトレーニングを欠席していたなか、マドリードのバラハス空港からドバイ行きのエミレーツ航空のビジネスクラスに乗ったことが目撃されていた。

最終的に現地での移籍交渉は不調に終わったようだが、ラス・パルマスを離れて国内、あるいは国外のクラブへ移籍する可能性が有力と思われる。

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