2024年4月に開講する演劇の学び場『コクーン アクターズ スタジオ』(主催:Bunkamura)について、特別ワークショップの講師が一部、決定しました。Bunkamuraシアターコクーン芸術監督の松尾スズキをはじめとした7名の常任講師によるレッスンの他に、豪華なゲスト講師を迎えた多彩なジャンルの特別ワークショップを行います。

■井上芳雄、鵜山仁 他、ゲスト講師陣による特別ワークショップが決定
松尾スズキ、杉原邦生、オクイシュージ、ノゾエ征爾、藤間貴雅、振付稼業air:man、蔵田みどりら7名の常任講師によるレッスンの他に、多彩なジャンルの豪華なゲスト講師を迎えた特別ワークショップを実施します。


ゲスト講師として今回決定したのは、ミュージカルのみならずストレートプレイや映像作品などで俳優として数多くの作品に出演する井上芳雄芸術選奨文部科学大臣賞、読売演劇大賞最優秀演出家賞などの数々の賞を受賞、舞台芸術学院学長を務める演出家の鵜山仁。シアターコクーンで2023年3月に上演した再演譚vol.2『波と暮らして』『ラストパイ』が記憶に新しい、日本のコンテンポラリーダンス界を代表する黒田育世。古典はもちろん映画やテレビドラマなど現代劇でも活躍しながら、狂言と他ジャンルの数々のコラボレーションを手掛ける能楽師狂言方大蔵流の茂山逸平。次世代の若手能楽師にスポットをあてた『渋谷能』に立ち上げ時から携わる、能楽師シテ方喜多流の友枝雄人


これから演劇界で活動していく上でのヒントとなる話を伺う講義型のレッスンや、多種多様な現場での活躍を目指していく実践的なレッスンを予定しています。今後さらなるゲスト講師も随時発表しますので、ぜひ、最新情報にご注目ください。


コクーン アクターズ スタジオ』は12月22日(金)まで第1期生の追加募集を受付中です。ご応募お待ちしております。


※一部の特別ワークショップでは、『コクーン アクターズ スタジオ』受講生以外の俳優を目指す方の参加も募集予定。実施時期や申込方法など、詳細は続報をお待ちください。



□特別ワークショップ ゲスト講師(五十音順)

井上芳雄

福岡県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科在学中の2000年にミュージカルエリザベート』皇太子ルドルフ役で鮮烈なデビューを果たす。以降、高い歌唱力と存在感で数々のミュージカルや舞台を中心に活躍。コンサートの開催、音楽・バラエティ番組への出演他、近年ではMCを務めるなど活動の場を広げている。TBSラジオ『井上芳雄 by MYSELF』(毎週日曜)、BS-TBS『美しい日本に出会う旅』(毎週水曜)、NHK総合『はやウタ』(司会)、日本テレビ系行列のできる相談所』(MC)、WOWOW「生放送!井上芳雄ミュージカルアワー『芳雄のミュー』」(司会)放送中。2023年3月、初のオリジナル・アルバム『Greenville』を発売。

鵜山仁

1953年奈良県生まれ。慶應義塾大学文学部フランス文学科卒業、舞台芸術学院を経て文学座附属演劇研究所に入所。現在、文学座演出部所属。2007年9月から2010年8月まで新国立劇場の第4代演劇芸術監督を務める。1989年芸術選奨文部大臣新人賞、2002年に紀伊國屋演劇賞、2004年、10年、16年に読売演劇大賞・最優秀演出家賞。2010年に芸術選奨文部科学大臣賞、20年に紫綬褒章、21年に毎日芸術賞を受賞。主な演出作品に『グリークス』(文学座)、『父と暮せば』(こまつ座)、『ヘンリー六世』『リチャード三世』『ヘンリー四世』『ヘンリー五世』『リチャード二世』(新国立劇場)など。最近の作品に『夏の夜の夢』(文学座)、『尺には尺を』・『終わりよければすべてよし』(新国立劇場)、『連鎖街のひとびと』(こまつ座)、『二階の女』(NLT)等がある。

黒田育世

6歳よりクラシックバレエを始め、1997年渡英、コンテンポラリーダンスを学ぶ。2002年自身が主宰を努めるダンスカンパニーBATIKを設立。バレエテクニックを基礎に、身体を極限まで追いつめる過激でダイナミックな振付は、踊りが持つ本来的な衝動と結びつき、ジャンルを超えて支持されている。国内外での活動に加え、ベネツィア・ビ エンナーレ、サラゴサ万博、SIFAなど海外フェスティバルからの招聘も多数。またアヴィニョン演劇祭のオープニング作品にダンサーとしても出演。 金森穣率いるNoism05、飴屋法水、古川日出男、笠井叡、野田秀樹、串田和美など様々なアーティストとのクリエーションも多い。第9回日本ダンスフォーラム賞(15)、第4回日本ダンスフォーラム賞(10)、舞踊批評家協会賞(06)を受賞。近年の主な振付作品は、『YSee』『波と暮らして』『ラストパイ』(23)、『ウエンディ&ピーターパン(21)、『民衆の敵』(18)、『アメリ(17)、『るつぼ』(16)など。

茂山逸平

4歳の時『業平餅』の童にて初舞台。その後『千歳』『三番三』『釣狐』を披く。1994年に、宗彦、茂と「花形狂言少年隊」を結成し活躍。また2000年より心・技・体、教育的古典狂言推進準備研修錬磨の会=「TOPPA!」を千三郎、正邦(現 千五郎)、宗彦、茂、童司と共に主催し、活動。スペイン等の海外公演にも参加。その一方で、東映映画『将軍家光の乱心・激突』の竹千代役で出演。NHK連続テレビ小説『京、ふたり』『オードリー』『ごちそうさん』他、舞台・CMと数々出演。企画製作そして出演までを自分たちでおこなう「Cutting Edge KYOGEN」を通し、狂言の魅力を存分に味わっていただき、自らの芸を磨くことを目的として活動。2009年より日本舞踊、尾上流家元三代目尾上菊之丞と『逸青会』を、落語家三代目桂春蝶と『春蝶・逸平の一緒に遊びまSHOW!』を主催。その他新国立劇場『てのひらのこびと』等現代劇に出演。

友枝雄人

シテ方喜多流能楽師。1967年生まれ。故友枝喜久夫の孫、友枝昭世の養子。故喜多実、友枝昭世に師事。重要無形文化財総合指定保持者。3歳で初舞台『鞍馬天狗』花見。10歳で初シテ『経政』。1994年『猩々乱』、2002年『道成寺』、2005年『石橋 赤獅子』、2010年『翁』、2011年『望月』、2021年『石橋 一人獅子』を披く。五蘊会主宰。2009年小学館白洲賞受賞。慶應義塾大学経済学部卒業。公益財団法人能楽協会会員。



【企画概要】COCOON PRODUCTION 『コクーン アクターズ スタジオ』
常任講師

【主任】松尾スズキ
【演技基礎】杉原邦生、オクイシュージ、ノゾエ征爾
【日本舞踊・所作】藤間貴雅
【ダンス】振付稼業air:man
【発声・歌唱】蔵田みどり

第1期生追加募集受付期間

2023年12月1日(金)~12月22日(金)23時59分

応募資格

18歳~26歳くらい
※本スタジオの活動を最優先できる方。
※演技経験・プロダクションや劇団の所属有無、不問。

募集人数

若干名

選考方法

一次審査(書類・動画審査)→二次審査(対面オーディション)
※一次審査通過者のみ、2024年1月21日(日)までに二次審査の詳細を連絡します。
※二次審査日程:1月22日(月)~1月30日(火)の内1日。日時は指定させていただきます。
※二次審査開催場所:渋谷近辺
※二次審査のオーディションでは受験料として2,000円(税込)を頂戴します。
※オーディションに参加する際に発生する交通費・宿泊費は自己負担となります。

年間受講費用

400,000円(税込)
内訳:入学金160,000円(税込)、授業料240,000円(税込)

お支払い方法

銀行振込による一括払いと、分割払い(3回払い)から選択できます。
※分割払いの場合、2回目、3回目のお支払いに
事務手数料5,000円(税込)が別途発生します。

応募方法応募フォームより必要事項を記入の上、応募してください。
ホームページ https://www.bunkamura.co.jp/sp/cas/

2024年度レッスン期間

2024年4月~2025年3月

レッスン時間

週3回 18:00~22:00 の内3時間程度
※上記時間帯以外にも実施する可能性がございます。

レッスン場所

Bunkamura館内 他

お問合せ

Bunkamura コクーン アクターズ スタジオ 係 
cocoon_a_s@bunkamura.co.jp
※審査結果に関することは一切お答えできません。

主催/企画・製作

Bunkamura

配信元企業:株式会社東急文化村

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