ビジャレアルが、アーセナルポルトガル代表DFセドリック・ソアレス(32)の獲得を検討しているようだ。『ESPN』が報じている。

サイドバックの補強を目指すビジャレアルは、今夏の段階からセドリックリストアップしていた。そして、今冬の移籍市場で再び獲得交渉を再開する見込みだという。

アーセナルとの現行契約は今シーズン限りとなっており、クラブは同選手に対するオファーに耳を傾ける意向だが、給与の残り6カ月をカバーするレンタル移籍に同意するのか、完全移籍での売却を要求するかは現時点で不明だという。

セドリックスポルティングCPの下部組織育ちで、ファーストチームでプレーした後サウサンプトンへと完全移籍。インテルでのプレーを経て、2020年1月にアーセナルへとレンタル移籍。同年7月に完全移籍で加入した。

左右のサイドバックでプレー可能なセドリックは、バックアッパーとして公式戦61試合に出場。だが、ミケル・アルテタ監督の評価はいまひとつでベン・ホワイト、オレクサンドル・ジンチェンコ、冨安健洋といった本職の選手だけでなく、ヤクブ・キヴィオル、トーマス・パルティといった本職ではない選手よりも序列は下。今季ここまではカップ戦2試合の出場にとどまっている。