12月22日新曲「サヨナラの理由」のリリース配信を控えている男女7人組ダンス&ボーカルグループ GENIC。
そんな彼らの楽曲を球場でも聴くことができる。先日、3年連続で三井ゴールデン・グラブ賞を受賞した東北楽天ゴールデンイーグルス辰己涼介外野手がGENICの「Flavor」を登場曲として起用したのだ。今回、スペシャルな対談が実現。和気あいあいとした様子をお届けする。

球場でGENICファンになった人も!?

――辰己選手、3年連続での三井ゴールデン・グラブ賞受賞おめでとうございます。まずは受賞されてのお気持ちはいかがですか?

辰己涼介(以下、辰己) 記者投票で選ばれる賞なので、たくさんの記者の方から投票いただいてありがたいですね。3年連続で受賞できてうれしいです。

小池竜暉(以下、小池) たくさんいる選手の中で三井ゴールデン・グラブ賞受賞というのは、とてつもないことなので、僕もグローブ磨こうかな、って(笑)。

西澤呈(以下、西澤) なんでなんで(笑)。でも本当にすごいですよね。

――どういったきっかけでGENICの楽曲を知られたんですか?

辰己 本当にたまたま聴いたんですよ。それで一発で好きになって。

――野球選手にとって、登場曲はどういう存在なんでしょうか。自分を鼓舞するものだったり?

辰己 メッセージ性があって、自分を鼓舞するという人もいれば、お客さんが喜ぶような楽曲を選んだり、というところなんですけど、僕は好きな曲、かっこいい曲を流したいな、というところで「Flavor」を選びました。

GENIC ありがとうございます!

――登場曲として球場で流れていると知ったときはいかがでしたか?

西澤 率直に嬉しすぎますね。

西本茉生(以下、西本) うん。

――みなさんはどのタイミングで知ったんですか?

西澤 スタジアムにいたGENICも好きでいてくださるファンの方がリアルタイムでの映像をSNSでメンバーみんなにメンションをつけて投稿してくれていたので、それで知りました。最初は嘘かと思いました。嘘だと思ったぐらいうれしかったですね。

増子敦貴(以下、増子) まだ新人というか、僕らはまだ有名ではないんですが、そんな中、「Flavor」という曲を使っていただいたことがすごく嬉しいですね。自信にもなりましたし、今後使っていただいて、誇れるようなアーティストになりたいな、と思いました。僕らも鼓舞されましたね。

――GENICを知らない人も辰己選手きっかけで知ることもありますもんね。

雨宮翔(以下、雨宮) そういえば、辰己選手の登場曲を聴いてGENICを好きになりました、っていうコメントがSNSにあって。

増子 すげえ……。

雨宮 嬉しかったですね。

――すごい、宣伝効果が(笑)。

辰己 発掘するのが好きなんですよ。このグループは絶対に多くの人にこれから聴いてもらえるな、と思ったんで。

増子 嬉しいなー!

辰己 僕、けっこう先見の明があるんです。

雨宮 ありがとうございます!

西澤 いつか、辰己選手と同じ会場でライブできるようになりたいですね。

GENICは「オーラがいいですね」

――みなさんは今日お会いされるのが初めてなんですよね。お互いの印象はいかがですか?

辰己 過去の自分が見る目は間違ってなかったな、と思います。オーラがいいですね。
フレッシュで、まず若いし。基本的に野球界は経験が物を言うじゃないですけど。キャリア関係なしに彗星のごとく、という雰囲気を感じました。だいぶ贔屓目に見てるんですけど(笑)。一回推したら絶対いけると思っているのでぜひがんばってほしいですね。

――GENICのみなさんは辰己選手に印象はいかがですか。

金谷鞠杏(以下、金谷) 全く違うフィールドで戦っている中でも、お話する姿勢や目線は対等でいてくださるのがすごく嬉しかったですね。 会社の人やファンの方に好きですと言ってもらうのとはまた違う嬉しさもあります。戦っている人に力になりました、と言ってもらえるのは、アーティストとしてもすごく嬉しいので……ありがとうございます!

増子 野球場ではないところでお会いさせていただいて、柔らかいというか、気軽に話しかけてくださって。そんな方が野球場で野球をしている姿がまだ想像しきれてないというか……早く、生で見たいです!

――まだプレーされている姿っていうのは。

辰己 まだ多分いらっしゃってないですよね。ぜひ来ていただきたいです。

――辰己選手はみなさんのパフォーマンスは観られたんですか?

辰己 YouTubeチャンネルでライブ映像とか観たら、すごかったですね。ほんまに堂々としてて、カッコよかったです。

金谷 来年ツアーやるので、予定が合えばぜひ。

辰己 オフシーズンは時間あると思うので行きたいですね。11月~1月は。

金谷 あ……っ。

西本 ツアー3月からなんですよね。

辰己 まあ試合休んでいきます。

小池 ダメですダメです!(笑)

GENICが辰己選手を質問攻め!

――GENICのみなさんは今年、始球式やスタジアムでパフォーマンスもされていますよね。みなさんにとって野球の存在ってどういう存在ですか? 小池さんは野球経験者ですよね。

小池 今も草野球はしてるんです。

辰己 へえ!

小池 本当にやるだけの人でへっぽこなんですけど、でも本当に大好きで。暇さえあればバッティングセンターに行っています。でも僕も、本当にたまに外野をやるので、極意とか後でコソッと教えていただければ。

――コソッとじゃなくて、今ぜひ(笑)。

小池 まず、外野手をやるときも、内野用のグローブ使っちゃうんで……。

辰己 僕も使います。

小池 えっ、そうなんですか!?

辰己 外野手は長いグローブを使うんですけど内野手用は短いんですよね。長いと、遠くまで取れますよね。その分ボールが取れる幅が長いので。でも短いと、その分、どこかで補わないとダメじゃないですか。打った瞬間にここに落ちてくるだろうな、という打球判断を早くしないといけない。少しでもずれたらその幅の分だけ追いつかなかったりするので。練習にはなると思うんです。

小池 すげー……ありがとうございます。

辰己 野球オタクなんで(笑)。

金谷 私もひとつ質問いいですか? 日常でも判断力は早いほうなんですか? 今日何食べるとか。

辰己 奥さんと一緒におるときに、何かを落としたりとかするときに奥さんは落ちてから「ああ、落としちゃった……」(奥さんの真似をしながら)って言って拾うんですよ。

GENIC ははは!

辰己 僕はもう落ちるって思った瞬間にパッと取ってたりするんで。

増子 わーすごい!

辰己 僕からしたら普通なんだけど、そういう視野とか、反応速度とかはちょっとちゃうんやな、と思いますね。一応アスリートなんだな、と。

小池 野球でいうと、僕ルーティーンを聞きたくて。例えば、よくあるのがグラウンドに入るときは左足からとか、パンツは何色を履くとか。

辰己 ルーティーンを作らないことをルーティーンにしています。

小池 なるほど!

辰己 野球に関係ないんで。

増子 カッコイー!

辰己 仕事に関係ないんで。どんなアクシデントにも対応するのがやっぱプロやと思うんですよね。ルーティーンが崩れた時点でかなりメンタル持っていかれますし。

「僕らは打席に立ったら孤独」

――辰己選手はもちろん、GENICのみなさんも勝負をかける瞬間があると思うのですが、勝負に勝つために心掛けていることはありますか。

西澤 僕たちはちょっと特殊で、僕たち以外のアーティストが出る対バンライブやフェスでは、出ているアーティストのファン全員の心を掴みに行くぞ、という気持ちでステージに立つので、そこは戦いですね。
でも、自分たちで開催するライブは僕たちの味方しか観に来ないし、全員ファンなのでそこは野球選手の方とは違うところですね。もうとにかく1秒でも多く楽しませよう、という気持ちでやっています。 だからいつも緊張する場で味方じゃない人もいる中で、パフォーマンスをして結果を残すっていうことは本当に素晴らしいし、かっこいいな、と思います。

辰己 ライブ中のみなさんはチームもそうですし、ファンの方も味方だと思うんです。僕らはファンの方の応援はあるとはいえ、打席に立ったら孤独なので。
自分が打てなかったら打てる選手に交代させられるんで、そこは違いかもしれないですね。

――常にライバルがいる状態の環境っていうほうが近いですよね。

辰己 一軍にも二軍にも、常に自分の代わりはいるので危機感はありますね。

――その中で絶対に生き残るぞ、という気持ちで持ち続けることが大事なんですね。

辰己 そうですね。持ち続けてないと生き残ってはいけないでしょうね。

――そのメンタルは試合の中で鍛えられていくんでしょうか。

辰己 メンタルが強いというより、野球が好きなんですよね。成績が下がっていくと、野球ができなくなるわけじゃないですか。野球を続けるためには勝たないといけない。負ける選択肢はないですね。

――1試合に何度も打席が回ってくるわけですが、ずっとそのとき気持ちを持続させているんですか?

辰己 大体平均4打席回ってくるんですけど、4回とも同じではないですね。最初がやっぱ大事だし、最初がダメだったら次も大事ですし。大体、打者は3回に1回打ったらすごいと言われてるんですけど、2回凡退していたら、ここは絶対に打たないといけなかったり、もし打てなかったとしても一試合に1本は絶対に打たなあかんかったりとか。数字がずっとついてくるので、結構大変な仕事ですよね。

緊張さえもステージでアートに変える

――GENICのみなさんはプレッシャーや緊張する場面ではどうやってパフォーマンスを楽しまれていますか?

西澤 僕は曲を作っていて自分の気持ちを入れ込んだりもするので、緊張しているときの心の中をだいたい曲にしているんですよね。それをステージ上で歌えているので。緊張していることを出してしまうことすらアーティストのやるべきことだし、アートなので。だから緊張してもそれもパフォーマンスなのかな、と思うようにしています。

雨宮 僕はすごく緊張しいで、もう出る瞬間も出てからも心臓バクバクな状態なんですけど、その緊張感を知った方がよりパフォーマンスがいいんですよね。それを知らないでパフォーマンスをすると動きが硬かったり、歌があんまり良くなかったりするんです。
自分がどういう状態なのかは分析するようにしていますし、それで「よし、楽しんでいくぞ」という気持ちにもなります。

――冷静に自分を見ている?

雨宮 そうですね。映る仕事でもあるのでなるべく客観視できるようにはしていますね。

――かなりのステージ数も踏まれてるのに、緊張するんですね。

雨宮 緊張しますね(笑)。どこに行っても緊張します。本当にもう直らないですね。

宇井優良梨(以下、宇井) プレッシャーを感じたり、緊張したときは自分が成功している姿をイメージしてやることが多いです。それでも本当に無理です、吐きそうです、というぐらいにアガっているときは、実家の猫の写真を見て癒されて、心を落ち着けて、お水を飲み、深呼吸をしてから出るようにします。

――ちょっとルーティーン的な感じですね。

宇井 そうですね。猫の領域まで行くことはそんなにないんですけど。

増子 ははは!

西澤 レベルがあるんだ(笑)。

宇井 そう(笑)。そんな感じです!

増子 僕、多分自分に期待をしてしまっていて。昨日よりもちょっとここを良くしたいな、今日はできるかも、と思えば思うほど、緊張しちゃうんです。
でも、直前で「もう何でもいいや!」となるんですよね。

――開き直る?

増子 そう、もう開き直るんです(笑)。自分に期待しながら、昨日を超える!という気持ちを持ちつつも、自分の作り上げてきた直前の緊張感が安定してきたので、その状態でこれからも頑張りたいと思います。

金谷 LINE CUBE SHIBUYAでのライブぐらいから本番前にやっていることなんですけど、何のために誰のためになぜパフォーマンスするかを口に出して言っています。

――1人で?

金谷 1人で。鏡がある場所に必ず行って。自分と対話します。鏡に向かって、私は“誰々のためにパフォーマンスする”と言うと自分との約束を守ったことになるので、自分のテーマでもある、誠実を大切にするためにしています。

――自分でコントロールしてるってことなんですね。

金谷 感情が振り回されやすいタイプなので。一喜一憂して顔に出やすかったりするのは、プロとしてよくないので、大事にしています。

西本 僕は少し前から緊張しなくなって。
自分が緊張してても、緊張してなくても来ているお客さまには関係ないというか、やることをやるだけと思うようになりました。
自分が何を考えてパフォーマンスしたのか、お客さまからしたら伝わらないことだってありますし、自分が発信したものと受け取り側が受け取るものが一緒ではない場合もあると思います。
いい意味で悪い意味でも、そのときの感情でやっています。特にライブに関しては本当に生ものだと思うから、ネガな感情もプラスの感情も全部そのまま出しちゃおう、と。なので、緊張とかはなくなりました。

小池 音楽というものが大好きなので、それを自分で表現してやれているということが、楽しい元になっているし、僕もそんなに緊張するタイプじゃないんですけど、ステージ袖でキューが出る瞬間だけ、ものすごく緊張して、歌い始めたら大丈夫みたいなちょっと変なタイプなんです。でも音楽を今こうやって皆さんに届けられている、という状況がとにかく幸せだな、と感じながらやっています。

――結構緊張される方もいらっしゃるようなんですけど、辰己選手から緊張しないためのアドバイスはありますか。

辰己 緊張したい人もいましたけど(笑)。人それぞれですよね。
緊張したくない人に向けて何か言うとすれば、楽しめばいいんじゃないですかね。自分が好きなことなので。

新しいGENICを見せられるライブツアー

――先ほど、少し話題にも出ましたが、GENICのみなさんは3月からツアーがスタートします。見どころはどういったところになるでしょうか。

雨宮 ちょっとずつ進んではいるんですけど、まだあまり決まっていないんです。
「NO GENIC or NEW GENIC」で「NG」というのを掲げているんですけど、本当にGENICが必要なのか、というテーマがあるんです。GENICの第2章となるツアーにもなるのかなと思っているので、楽しんでいただけるんじゃないかなと思っております。

――LINE CUBE SHIBUYAの公演を経てのツアーですが、意気込みが違ったりするんですか?

金谷 ここまでわかりやすく、GENICが必要か必要じゃないか、というテーマを掲げているぐらいなので、NGのNはnegativeのNでもあるんですけど、ネガティブな要素もある中で、LINE CUBE SHIBUYAでのライブを経験したからこそ見えたものもあるので本当に楽しみに待ってもらえたらな、と思います。

――みなさんから辰己選手にぜひ聴いてほしい!という曲があれば。

西澤 「Flavor」を聴いていただけたのであれば「Aventure」という楽曲があるんですけど、そちらもぜひ聴いてもらいたいです。

雨宮 あと「まわりみち」です。僕たちもよく日常で聴いているんですけど、行き詰まったときや、新しい道があるんじゃないかな、と考えているときに聴くと、光が見えたりするので聴いていただきたいですね。

辰己 すぐ聴きます!

金谷 あと最近発売したばっかりのライブDVDの音源がそのままサブスクで配信されているので(「GENIC LIVE 2023 -Flavors- Special Edition-」)、それを聴いたらライブに来たかのような気持ちになれます。

――予習バッチリですね。

西澤 でも新しい曲ばっかりなので、あんまり聴きすぎても、あれ、これ聴きたかったのに!ってなるかもしれないです(笑)

辰己 誰か全部いまのメモしておいてください、インタビュー終わったら聴くんで!

来年は紅白で共演しましょう!

――新曲「サヨナラの理由」についてお聞かせください。今回バラードというところでレコーディングでこだわった点や曲の好きなところをお聞きできれば。

金谷 冒頭をあっちゃんとセンター割りをして、本当に男女間の曲なんだとわかるような始まりがあるのが結構お気に入りです。
組み合わせ自体も結構珍しいんですよね。あっちゃんはソロを歌うことも多いので。

増子 鞠杏が先にレコーディングをしていて、鞠杏の声を聴きながらだったので、それに寄り添うような感じで歌いました。最後、ブリッジのところは鞠杏を想像しながら歌っていたので。

金谷 あははっ!

増子 そんな感じで、今までにないすごくいいバラードになっています。

宇井 切ない曲なので、レコ―ディングのときは部屋を暗くして歌っていました。ひたすら悲しいことを想像しながら。
でも、明るい曲をレコーディングするときに、「もっと声を明るくして」と言われがちなので、今回は少しだけ気持ち暗くするぐらいでちょうど良かったです。

西本 僕が歌い出すところは、音も少なくて物語が始まるような、序章のようなイメージのところだったので、できるだけ声を薄く作って、本当にかすれるかギリギリのところを何回も録ってかすれさせながら録ってました。声なのか息なのかわからないぐらいの。

――ちょっと切なげな感じで。

西本 ですね!

雨宮 今回、今まであんまりなかったサビをメインで歌わせてもらっています。レコーディングの順番が最後の方だったので、何回かサビを歌ったんですけど、なんだかダメで……みんなの声を1回聴いていいですか、と。
聴いた上でみんなの思いを入れながら、サビを歌いました。
やっぱりそのサビはトライ&エラーを繰り返して何とかできたサビなので、思いはのせられたのかな、と思います。

――こだわりのサビなんですね。

雨宮 たくさん聴いてほしいですね。

――ラブソングということで、気持ちの込め方が普段と違ったりするところはありましたか?

増子 僕らはハッピーな曲、前向きになれる曲が多かったりする中でこういうものが入ると、やっぱり感情移入はしますね。とっても。
これからツアーにかけていっぱい歌うことによってさらに何か伝わるものがあるんじゃないかなと思います。

金谷 好きな歌詞があって、「君の幸せを誰よりも願う僕でいたいから」っていう。歌詞全体を見たときに、彼女を幸せにしたかったけど、できなかった男性の気持ちを歌っているような読み取り方をしたので、それに合わせて自分も主人公になったつもりで。
自分も彼と一緒に幸せになりたかったけど、今じゃないんだ、というような気持ちの作り方を私はあえてして、また成長したときに会えたらいいな、今はすごく素敵な思い出だな、という気持ちで歌いました。

――西澤さんと小池さんは今回、作詞を担当されています。

小池 2人で書くことは多いんですけど、バラードっていうのが初めてだよね。

西澤 ね。

小池 恋愛観を書くこと自体、GENICは少ないんですけど、それでいて2人で書くことがなかなか新鮮なもので。だからこそ、イメージ的なものを最初にすり合わせて書きました。
やっぱり恋愛観は違うと思うので。

西澤 それがまた反対でおもしろかったです。最初にイメージを決めた上でっという制作にはなりました。

――どんなふうにすり合わせたんですか?

西澤 メロディを聴いた上で、少し未練もあるけど、ちょっと前向きなポジティブな恋愛の歌詞がいいんじゃない?というふうにお話をして。音が先にあったので音から感じるものを今回書かせていただいた感じです。

小池 こういう曲は僕も聴くし、好きではあるので何かすごいスッと歌えましたし。
歌いやすかったよね。

西澤 ね。

小池 背伸びしすぎない感じで、でも歌詞は今までよりちょっと逸脱した感じでおもしろかったかな、と。また新しいGENICの一面を見せられる楽曲になったと思います。

――ステージでもGENICとして新たなものを見せていくかと思いますが、クリエイティブ面でどういうところを見せたい、という思いはありますか?

西澤 クリエイティブな面では、もうこれ自分で先に言っちゃいますけど、きっと恥ずかしくない未来になるから。
俺ら最強なので、その最強を見せられたらいいよね。

小池 そうだね。

西澤 「日本で売れている曲って、大体あの二人携わってない?」っという作家になりたいですね。それがしかもGENICっていうグループにいる、GENIC最高だよなっと思ってもらえるようになりたいです。

小池 結構ね、わくわくする話はずっと2人でしていて。どういう未来像だとか、ちゃんと話すときもあるけど、自然な流れで、勝手に2人でわくわくしてたりもするので。

西澤 ね!

小池 本当に夢は無限大に持ってるので。これから他のアーティストさんに楽曲提供もしていきながら、自分たちが成長できたらGENICにもまた還元できて、すごい化け物になるんじゃないか、っていう展望もあります。

――では最後に2024年の目標を教えてください。

金谷 武道館に行ってきます。決まってないけど、目標です!

辰己 シーズンでとんでもない活躍をして、GENICが紅白に出て僕は審査員で。

GENIC わー!(拍手)

辰己 そのためにはチームも優勝しないとダメなんで、日本一にもなって、先頭に立って、GENICもガーンと行ってなんかまた共演できたら嬉しいですね。

取材・文:ふくだりょうこ 撮影:友野雄

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<リリース情報>
GENIC「サヨナラの理由」

12月22日(金) 配信リリース

詳細はこちら:
https://avex.jp/genic/news/detail.php?id=1112888

<ツアー情報>
『GENIC LIVE TOUR 2024』

2024年3月9日(土)【神奈川】KT Zepp Yokohama
2024年3月23日(土)【福岡】Zepp Fukuoka
2024年3月29日(金)【愛知】Zepp Nagoya
2024年3月31日(日)【大阪】Zepp Osaka Bayside
2024年4月7日(日)【東京】豊洲PIT

チケット情報はこちら:
https://w.pia.jp/t/genic/

プロフィール

GENIC
男女7人組ダンス&ボーカルグループ。
avexのDNAを継承する新グループ育成プロジェクト=a-genic PROJECTを経て2020年5月にメジャーデビュー。
コロナ渦でのデビューでありながらも着実にリリースとツアーを重ね、2022年夏に2ndアルバムリリースと3度目の全国ツアーを開催し、9月11日ファイナルではZepp DiverCity公演完走。
2月からは16会場32公演の全国ツアー「GENIC LIVE HOUSE TOUR 2023 -Flavors-」もスタート。4月29日にはスペシャル・エディションとして、LINE CUBE SHIBUYAにて追加公演も実施した。2024年春には早くも、Zepp・豊洲PITなど全国5会場にてGENIC LIVE TOURの開催が決定している。
増子敦貴は、俳優としても活動しており、これまでミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン、テレビ朝日系機界戦隊ゼンカイジャー』ツーカイザーゾックス・ゴールドツイカー役、ミュージカル『東京ラブストーリー』MBSドラマシャワー「体感予報」などに出演。現在、NHK Eテレビットワールド」、仙台放送あらあらかしこ」の準レギュラーとして出演中。そして来年3月からは舞台「千と千尋の神隠し」のハク役として出演も決定している。
また金谷鞠杏は、「ミス・ワールド2020」の日本代表に選出されたりと、各方面で活躍の場を広げている。
さらに、西澤呈もソロ名義“JOE”として活動しており、自ら作詞・作曲・編曲を行った「誰も知らない君を見せて」がTikTokを中心に「誰きみ」旋風が沸き起こり総再生回数は1億回超え、ABEMA恋愛番組「恋する❤週末ホームステイ 2023春 ~ Sweet Orange Memory ~」の第1話挿入歌に起用されている。

関連リンク

各配信サイト:
https://ffm.bio/genic

オフィシャルサイト:
https://avex.jp/genic/

X:
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https://www.tiktok.com/@genic_official

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GENIC&辰己涼介外野手