ジョン・クラシンスキーが“子どもにしか見えない存在”ブルーと少女の物語を描いた『ブルー AND THE SECRET FRIENDS(仮題)』が2024年に日本公開されることが決定。あわせて、最新予告映像、ポスタービジュアルが世界同時解禁となった。

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音を出してはいけない世界で暮らす家族を描いたシチュエーションスリラークワイエット・プレイス』(18)のクラシンスキー監督が、最新作で選んだ題材は、イフと呼ばれる“想像力豊かな子どもにしか見えない不思議な存在”(イマジナリーフレンド)だ。本作に登場するブルーは、パープルブルーで大きなもふもふのキャラクター。ブルーが友だちだった子どもは大人になり、彼のことを忘れようとしていた。もうすぐ存在が消えてしまう運命にあったブルーは、彼のような存在が見える少女ビー(ケイリー・フレミング)に出会う。ライアン・レイノルズ演じる、大人だけどブルーが見えるビーの隣人の助けも借りながら、彼らは消えゆくイフたちを助けるための冒険に出ることに。ブルーの声をスティーヴ・カレルが演じるほか、マット・デイモンエミリー・ブラント、フィービー・ウォーラー=ブリッジオークワフィナ、サム・ロックウェルら豪華キャストが、ユニークなイフたちの声を担当する。

今回解禁となったのは、そんな超豪華キャストが参加する本作の予告編映像。ブルーと自分のことが見える少女ビーの出会いから映像が始まると、少女に出会えて喜びが暴走気味のブルーは、熱心に自分のことを話し始める。だが、あまりビーには理解されていない様子で、謎のもふもふ扱いをされてしまう。かつて友だちだった子どもたちが大人になり、このままだと消えてしまう運命にあるブルーたちは、ビーに彼らの新しい友だちになってくれる子ども候補を探して欲しいとお願いする。蝶々の女の子や、ピンクのワニ、タコを頭に被った猫キャラなど、子どもの想像力の数だけ存在する、ユニークで可愛いキャラクターたちが登場。レイノルズが『トイ・ストーリー』(95)や『モンスターズ・インク』(01)といった名作を生んだ「ピクサー作品の実写版のような映画を目指した」と語るように、独創的な世界が映しだされている。

また、あわせて到着した海外版ティザーポスターは、窓に手をかけるもふもふブルーの大きな手が、新たな物語の始まりがすぐそこに迫っていると感じさせる仕上がり。子どものころのワクワク感を呼び起こす一枚となっている。

ビーは、ブルーやイマジナリーフレンドたちを、消えゆく運命から救うことが出来るのだろうか?いまは忘れてしまっているかもしれない秘密の友だちの物語に期待が高まる。

文/鈴木レイヤ

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