2024年公開の映画『マッドマックス:フュリオサ』のティザービジュアルが公開された。

映画マッドマックス 怒りのデス・ロード』のキャラクター、フュリオサを主人公とした本作。『怒りのデス・ロード』でシャーリーズ・セロンが演じたフュリオサを引き継いだのは、『クイーンズ・ギャンビット』や『ラストナイト・イン・ソーホー』のアニャ・テイラー=ジョイ。共演には『アベンジャーズ』シリーズのクリス・ヘムズワース。監督は、1979年に公開された『マッドマックス』から『怒りのデス・ロード』までの4作品すべてを手掛けた創始者・ジョージ・ミラーが務める。

公開されたビジュアルは、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でもおなじみ、“出陣”のためにエンジンオイルで目の周りを黒く塗った勇ましいフュリオサの姿が印象的。またクリス演じるディメンタス将軍の腰元には、銃とともにクマのぬいぐるみのようなものが確認できる。ほかにも、前作で悪役ながら強烈な存在感と圧倒的カリスマで多くのファンを魅了したイモータン・ジョーや、白塗りが印象的なイモータンの私設軍隊「ウォーボーイズ」など、ファンにはおなじみの面々も映し出されている。

さらに、US版予告編映像初お披露目となったブラジルコミコンでは、アニャ、クリス、そしてミラー監督がステージに登場。ミラー監督は「フュリオサの物語は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』撮影時からあったんだ。『怒りのデス・ロード』がうまくいけば、次は『フュリオサ』と考えていた。やっと、ここまで来たんだ」と、本作が念願の企画であったことを告白。「今回のフュリオサの物語は『怒りのデス・ロード』の15年前を描いていて、色々な乗り物とか、『怒りのデス・ロード』で見た多くのものが登場する。物語は、互いに戦うに値すると信じる主人公と敵対者を求めていくんだ。作品を見てもらえば、それがそこにあるという僕の意見に同意してくれると思う」と自信をのぞかせた。

若きフュリオサに大抜擢されたアニャは「アクションシーンを演じることにワクワクしました。監督から最初に、アクションを全部自分でやることに抵抗はないか、と聞かれたので、コーチをつけて欲しい、全部自分でやるからと答えました。スタントチームが温かく迎え入れ、段取りを丁寧に教えてくれたけど、あれは“荒っぽいライド”だった」と興奮気味にコメント。

クリスは「『マッドマックス』の物語はオーストラリアで生まれて、45年もの間語られてきた。僕は子どもの頃、俳優になるずっと前に『マッドマックス』を観て、あの空間にいたいと思ったものです。興奮を求める、あのクリエイティブな旅に、あの混乱の世界の一部になりたいと思ったのを覚えています。今ここにこうして、この映画に関われたことは、夢が叶ったということなんです」と年季の入った『マッドマックス』ファンとして興奮を隠せない様子だった。

マッドマックス:フュリオサ』US版予告映像

<作品情報>
マッドマックス:フュリオサ』

2024年公開

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『マッドマックス:フュリオサ』ティザービジュアル