150点以上の資料を収めた、本邦初の予言獣大図鑑。全力で予言獣を追いかける。

アマビエだけじゃない!その仲間を網羅した『予言獣大図鑑』を文学通信が刊行しました。

長野栄俊編・岩間理紀・笹方政紀・峰守ひろかず著『予言獣大図鑑』(文学通信)
ISBN978-4-86766-026-3 C0020
A5判・並製・344頁+カラー口絵
定価:本体2,200円(税別)

https://bungaku-report.com/books/ISBN978-4-86766-026-3.html

予言獣を再定義し、十二系統に分類。それぞれの名称・別名・収載資料名・所蔵機関・資料形態・予言獣出現日・図版・翻刻・現代語訳を収録。図書館司書・アーキビストである長野栄俊が蒐集してきた資料をもとに編みました。
クダン研究を牽引する“クダニスト”笹方政紀、小説家であり“フォークロア・コレクター”でもある峰守ひろかず、わが国屈指の“予言獣ハンター”岩間理紀も加わり、全力で予言獣を追うテキストも収載。
「四人でコツコツ蒐集した資料や事例は、独り占めするのではなく、多くの方と共有したい。そんな思いで作った本書をぜひとも楽しんでほしい。ようこそ、予言獣の世界へ!」

【予言獣の多くは、非合法の印刷物=かわら版として即席に印刷されたものであり、またはそれらを絵心のない素人が転写したものも多くある。したがって、石燕や国芳、水木の妖怪画との間には絵としての完成度に雲泥の差がある。それでも、庶民がさまざまな思いで描いたこれらの図像には、何とも言えない妙味がある。まずは、ページをパラパラめくり、ユルかったり、愛らしかったり、謎だったりする予言獣の姿形を眺めてみてほしい。】......「はじめに」より

くたべ・国立公文書館デジタルアーカイブ『弘賢随筆』より
神社姫・国立国会図書館デジタルコレクション・小宮山昌秀『楓軒年録』14冊より
両頭の烏・国立国会図書館デジタルコレクション・『麗斎叢書』30より
蟹人・国立国会図書館デジタルコレクション・『麗斎叢書』35より

配信元企業:株式会社文学通信

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