お笑いコンビ・EXITの兼近大樹(32歳)が、12月14日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。自国を卑下するような「日本ダメ・サゲ論」について、持論を語った。

番組はこの日、「少子高齢化や円安で日本は衰退する」「他国と比べて日本はもうダメ」など、自国を卑下するような「日本ダメ・サゲ論」にフォーカス。なぜこのような論調がメディアやSNSで広がりつつあるのかを考えた。

兼近は「日本の“自虐文化”のせいじゃないですか?」と切り出した上で、「自分や他人を下げた話題の方が、話を聞いてもらえやすいし、ウケる。その証拠に悪口は盛り上がるし、何かを批判しているコンテンツに食いつく傾向があるように感じる。一方で、その反対となる自分や他人を褒める話題は面白くないと思われがち」とコメント。

また、「いろんな場所で漫才をするが、どの年齢層のお客さんでも『僕はこんなにダメな人なんです』というネタがドカンとウケる。その後のネタで笑ってもらえるように、場を和らげるための“つかみ”として自虐ネタを披露している部分もある」と明かした。

さらに、兼近は“日本サゲ”の背景として、「自分のことを上手く褒めてあげられないから、相手のことも褒められないのでは?」と推測した。