東芝データは、東芝グループの電子レシートサービス「スマートレシート(R)」を利用する約160万人のレシートデータから得られる購買データを分析し、あらゆる商品に関する買い物動向をお伝えいたします。

 年の瀬が近づくにつれ寒さも厳しくなる中、多くの人が食べたくなる「お鍋」。今回はこのお鍋を構成する定番具材(※1)の購買価格とともに、定番具材で作る“お鍋単価”にも注目しました。

 2023年11月の購買価格を、前年(2022年11月)と比較したところ、「ニンジン」は約35.8%、「長ネギ」は約30.1%、「木綿豆腐」は約10.3%、「白菜」は約8.5%、「しいたけ」は約5.2%上昇していることが分かりました。夏の猛暑などが影響し、野菜の値段は大幅に上昇していると言われていますが、レシートデータを元にした本調査でも、野菜購買価格は昨年に比べ上昇が顕著となりました。一方、「つみれ」と「糸こんにゃく」の購買価格はほぼ変化がありませんでした。

 また、これらの定番具材を使う「お鍋」(4人前)の価格(※2) を前年と比較してみた結果、約8.8%価格上昇していることが分かりました。

 鍋料理は江戸時代後期から普及したと言われるほど歴史は古く、今では全国のご当地鍋があるほど、日本人の食卓に浸透しています。今回は定番具材による調査をご紹介しましたが、スーパーマーケットでは豊富な鍋の素が販売されバリエーションも多様化しています。この機会にさまざまな具材を使用した新たな鍋料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。


※1 お鍋の定番具材である「ニンジン」、「長ネギ」、「木綿豆腐」、「白菜」、「しいたけ」、「つみれ」、「糸こんにゃく
※2 下記の量を使用した場合の定番具材の購買価格

ニンジン 1本、長ネギ 1本、木綿豆腐 1丁(400g)、白菜 1/4玉、しいたけ 100g、つみれ 1パック(8個)、糸こんにゃく 1袋(200g)

データ備考

・対象期間:2022年11月1日~30日、2023年11月1日~30日

・対象店舗:「スマートレシート(R)」で、対象期間内に対象商品の売上実績があるスーパーマーケット

■家計管理もラクラク!支出管理は「スマートレシート(R)」

東芝テックが開発した「スマートレシート(R)」は、会計時に通常は紙で提供される購入商品の明細レシートを電子化し、データとして管理・提供するサービス。お客さまは手元に紙のレシートを残さなくてもスマートフォンで購入履歴をいつでも確認することができ、月毎に食費や日用品など9つの家計費目に自動で集計される。

公式サイト:https://www.smartreceipt.jp/

*「スマートレシート(R)」は東芝テック株式会社の登録商標です。

■東芝データがご提供する購買統計データについて
東芝データ株式会社では、「スマートレシート(R)」から得られる購買データを統計化し、実購買に基づいた膨大なデータから消費行動パターンをより詳細に分析できるサービスを展開中。

<東芝データの扱う購買データの特徴>

・POSシステムのリーディングカンパニーである東芝テックのアセット基盤

「スマートレシート(R)」加盟店の業種・業態を超えた幅広い購買統計データを流通横断で取得可能。サービス会員数160万人以上。

・データの即時性
購買翌日のデータで分析可能。

・分析切り口の多様性
購入者属性等、エリア指定、指定商品のシェア・ランキングなど、あらゆる切り口で購買動向を把握。変化を速やかに捉え機会を逃さない商品開発や、暮らしの変化に順応させる政策立案を行うことに寄与。

また、サブスク型の購買統計データ分析ツール「Data flip(TM)」の提供も開始。

お問い合わせ:https://www.webcom.toshiba.co.jp/tdc_pd/biz_contact/

配信元企業:東芝データ株式会社

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