大阪芸術大学(学校法人塚本学院/所在地:大阪府南河内郡/学長:塚本 邦彦)は、 2023年12月14日(木)より、中之島エリアにて開催される「OSAKA光のルネサンス2023」に参画しています。その開始を記念して、同日大阪市中央公会堂前にて、アートサイエンス学科と音楽学科の学生が手がける、プロジェクションマッピングの初回上映セレモニーが開催されました。当日は、2025年大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」による点灯セレモニーのほか、本学の演奏学科 声楽コースの生徒たちによる合唱(ゴスペル)パフォーマンスがセレモニーを盛り上げました。また、本学の芸術計画学科の生徒が制作したコンテンツ「生命の森~今森の仲間が語り始める~」も、同日に展示が開始しました。

大阪芸術大学が「OSAKA光のルネサンス」をアートで盛り上げる

 大阪芸術大学は、今回の開催だけでなく、学生制作によるコンテンツや音楽コンサートなど、毎年「OSAKA光のルネサンス」を盛り上げてきてまいりました。

セレモニー当日、大阪芸術大学 副学長の塚本英邦は「OSAKA光のルネサンスには、大阪が元気になってほしいという気持ちを持って、プレイベントを開催した2002年より、毎年参加させていただいております。」と振り返りました。そして「大阪芸術大学では、学生が学内だけでなく、社会に出てあらゆる意見を得て成長していくことを大事にしています。学生たちが一番成長できる場で、作品やパフォーマンスを披露させていただくことに感謝しています。」と挨拶しました。

アートサイエンス学科×音楽学科のコラボレーションで制作!

本学学生が手掛ける『大阪市中央公会堂壁面プロジェクションマッピング

大阪・中之島シンボルとして、また文化・芸術・学術の響き合う場として100年もの歴史を繋いできた大阪市中央公会堂の壁面で実施されるプロジェクションマッピングは、クリエイティブカンパニー「NAKED」と、本学のアートサイエンス学科の学生たちによって制作され、作品内の音楽は音楽学科の学生が担当しました。圧倒的な映像美で、AIを始めとした最先端のテクノロジーを駆使した作品のテーマは、近年の新たな技術とクリエイターの創造力を組み合わせて、新しいアートや表現を生み出す、芸術の特異点を意味する「Singularity Arts」です。本学の学生たちと一緒に制作を担当したアートサイエンス学科講師でNAKEDクリエイティブディレクターの川坂翔先生は、「学生たちが様々な思いを持って制作に取り組み、未来に希望を持てるような作品になったと思っています。」とコメントしました。

 また、映像制作を担当したアートサイエンス学科 1年の田淵 文也さんは「クリスマスのイメージや大阪の文化を組み込みたいなど、各々の意見を何度も擦り合わせながら制作しました。NAKEDさんが最終的な作品になるようまとめていただきました。」とコメントしました。そして、同学科の1年の加茂 熙海さんは「この4年間、コロナウイルスの影響で多くの人が大変な時期を過ごしたと思います。その4年分の感動を皆さんに届けたい、大阪に光を灯し、もっと大阪を盛り上げたいという気持ちでこのプロジェクトに取り組みました。作品内の様々な技術を体感していただき、日本だけでなく、海外の方にも楽しんでいただければと思っています。」と、作品にかけた思いと共に、魅力を語りました。

 そして、プロジェクションマッピングの音楽を担当した音楽学科 音楽・音響デザインコース 2年の泉 翔真さんは、「神秘的な世界観の映像にマッチするように、オーケストラの音を取り入れ、荘厳な雰囲気を演出しました。特に、1分間という短い尺の中で、どのように完成させるかという点に苦労しました。」と、制作背景についても語りました。「同時に学科の垣根を越えて、作品制作する機会は普段なかなかないため、そういった意味でも挑戦的な取り組みとなりました。」と制作を振り返りました。

セレモニーの熱を高める演奏学科学生たちによる クリスマスムード満点のゴスペルパフォーマンス!

  プロジェクションマッピング初上映直前に、会場のムードを盛り上げるのは大阪芸術大学 演奏学科声楽コースの学生による合唱。コーラスにピアノ、トランペットドラムも加わり、この時期にもぴったりなヘンデルの「ハレルヤ」をジャズバージョンで披露しました。優しく心弾むような歌声は、水都大阪のシンボルでもある中之島の街全体に響き渡り、上映前のセレモニー会場をより一層盛り上げるパフォーマンスとなりました。

芸術計画学科が創る『生命の森~今森の仲間が語り始める~』

 「OSAKA光のルネサンス2023」のコンテンツの一つとして、本学の芸術学科の学生による『生命の森~今森の仲間が語り始める~』も、同日より展示が開始しました。生命の森に暮らす、木や動物・植物の仲間たちが、日常を取り戻し命を謳歌しながら何気ない会話をする様子をテーマとした展示作品です。本プロジェクトのプロデューサーを担当した、芸術計画学科3年生 請谷遥さんは、「作品のシンボルである『ツリーヌ』が、中之島を魔法の島にするというコンセプトで作成しました。『ツリーヌ』が魔法をかけられて話せるようになり、命を宿していく様子は、コロナウイルスによって止まっていた時間が動き出すという意味も込めています。」と、今回のテーマについてコメントし、続けて「短期間で大きなプロジェクトを進行する必要があったので、管理することへの苦労はありましたが、達成感や学ぶものはたくさんありました。」と制作背景についても語りました。最後に、「魔法の島という明るくて楽しいイメージや非現実世界を体感していただき、作品を通して元気や勇気を受け取ってもらえたら嬉しいです。」と作品への魅力について語りました。

<OSAKA光のルネサンス2023 イベント概要>

OSAKA光のルネサンスでは、水都大阪のシンボル中之島に広がる水辺の風景を活かした光のプログラムを充実。「水の都」としてのルーツを見つめ直し、かつての「八百八橋」のように、水辺と人と街の関係を「繋ぎます」。

開催期間:2023年12月14日(木)~12月25日(月) ※12日間

大阪市役所正面イルミネーションファサード・フォトモニュメント、中之島イルミネーションストリートは2023年11月3日(金・祝)~12月31日(日)

開催時間:コンテンツによって異なります。各コンテンツ詳細をご確認ください。

開催場所:大阪市役所周辺~中之島公園

※詳細は、大阪・光の饗宴2023公式HPをご覧ください。 https://hikari-kyoen.com/renaissance/

大阪市中央公会堂壁面プロジェクションマッピング

 大阪・中之島シンボルとして、また文化・芸術・学術の響き合う場として100年もの歴史を繋いできた大阪市中央公会堂。その東側壁面に、圧倒的な映像美とリアリティあふれる効果音や情景を生み出す音楽、AIやレーザーライト、最先端のテクノロジーを用いたプロジェクションマッピングを実施します。未来への希望を膨らませる新体験を、新たな総合芸術で描きます。

開催期間:2023年12月14日(木)~12月25日(月)

開催場所:大阪市中央公会堂東側壁面

開催時間:17:00-21:00

※観覧無料

※雨天決行

大阪芸術大学 芸術計画学科 学生作品 生命の森~今森の仲間が語り始める~>

 生命の森に暮らす、木や動物・植物の仲間たちが、日常を取り戻し命を謳歌しながら何気ない会話をする様子を垣間見ていただきます。

開催期間:2023年12月14日(木)~12月25日(月)

開催時間:17:00-21:00 ※12月25日(月)のみ20:00まで

開催場所:中之島公園 バラ園西側

※雨風が強い場合は中止の可能性があります。

配信元企業:大阪芸術大学

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