ドルトムントは16日、ブンデスリーガ第15節でアウグスブルクとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。アウグスブルクのMF奥川雅也はベンチ入りしなかった。

前節ライプツィヒとの上位対決に敗れた5位ドルトムント(勝ち点25)は、3日前に行われたチャンピオンズリーグではパリ・サンジェルマン相手に1-1で引き分け、首位通過を決めた。CLで良い流れを作った中、フュルクルク、バイノー=ギテンス、マレンの3トップとする[4-3-3]で臨んだ。

9位アウグスブルク(勝ち点17)に対し、4分にジューレのミスパスからピンチを迎えたドルトムント。嫌な入りとなったが、8分に好機。バイノー=ギテンスの浮き球パスからボックス内に侵入したロイスが際どいシュートを浴びせた。

1分後にもベンセバイニのヒールシュートでゴールに迫ったドルトムントだったが、23分に先制される。ロングボールの競り合いでシュロッターベックがデミロビッチに競り負け、GKとの一対一を制された。

それでも35分、ドルトムントが追いつく。フュルクルクとのワンツーからボックス中央に侵入したマレンがシュートを決めきった。

1-1で迎えた後半、59分にフュルクルクが際どいシュートを浴びせると、64分にもマレンに決定機があったドルトムントが流れを引き寄せていく。

70分のピンチではGKコベルがデミロビッチとの一対一を止めて救うと、86分に逆転のチャンス。ベンセバイニとのワンツーでボックス右に侵入したマレンがシュートに持ち込んだが、GKダーメンのセーブに阻止される。1分後にはフュルクルクのジャンピングボレーシュートでゴールに迫るもGKダーメンに再び阻まれてしまう。

追加タイムにバルガスに好機を許したドルトムントだったが、シュートは枠を外れて助かりドロー決着。ドルトムントは公式戦5試合勝ちなしとなった。