LINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)は、2023年に前年と比べ検索数が急上昇した人物や作品、商品をランキング形式などで発表する「Yahoo!検索大賞2023」を発表した。今回は、俳優部門TOP5に輝いた5人を紹介していこう。

【写真で見る】「Yahoo!検索大賞2023」俳優部門TOP5 今年話題集めた5人!

■第5位 北村匠海

 第5位にランクインしたのは北村匠海。2023年は、1月期ドラマ『星降る夜に』(テレビ朝日系)で吉高由里子との共演に始まり、人気映画シリーズ『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 ‐運命‐』『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 ‐決戦‐』が立て続けに公開して話題に。現在公開されている、King & Prince永瀬廉主演の映画『法廷遊戯』にもメインキャストとして出演するなど、話題作が続いた1年となった。また、12月よりNetflixにて配信される実写ドラマ『幽☆遊☆白書』では主人公の浦飯幽助を演じる。4人組ダンスロックバンド・DISH//のリーダーとしても活躍中。

■第4位 森七菜

 第4位に選ばれたのは森七菜。今年1月に配信されたNetflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』で主演を務めると、総合演出・脚本を務めた是枝裕和監督から「彼女の中には小さな樹木希林がいる」と言わしめるなど、演技力に定評のある彼女。7月期には月9ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)で間宮祥太朗とダブル主演を果たし、SNSでも毎週大きな話題を集めた。7月は『めざましテレビ』(フジテレビ系)のマンスリーエンタメプレゼンターを務め、お茶の間にも受け入れられた1年に。来年は、佐藤健長澤まさみと共演する映画『四月になれば彼女は』の公開が3月に控えている。

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■第3位 安藤サクラ

 第3位には安藤サクラがランクイン。リアリティある演技で今年も多くの作品に出演した安藤。1月期に放送されたドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)では、バカリズムによる脚本でタイムリープを繰り返す主人公を演じた。ファンタジーな展開ながら、セリフや細かい演出が共感を呼び、放送終了後“ロス”となる人も現れた人気作となった。また、6月に公開された是枝裕和監督・坂元裕二脚本の映画『怪物』では、第76回カンヌ国際映画祭でクィア・パルム賞を受賞。下半期にも、『BAD LANDS バッド・ランズ』『ゆとりですがなにか インターナショナル』『ゴジラ‐1.0』といった話題の映画への出演が続いた。

■第2位 赤楚衛二

 第2位に選ばれたのは赤楚衛二。今年3月まで放送された連続テレビ小説舞いあがれ!』(NHK総合ほか)でヒロインの幼馴染および相手役を演じて世間に広く認知されると、4月期には『ペンディングトレイン‐8時23分、明日 君と』(TBS系)でメインキャスト、7月期には『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)で主演と、立て続けにドラマ出演が続いた。また、8月より配信されているNetflixシリーズ『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』で主演に。人気マンガの実写化を見事に演じた。来年は7月に公開される映画『もしも徳川家康総理大臣になったら』で坂本龍馬を演じることも決定している。

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■第1位 山田裕貴

 「Yahoo!検索大賞2023」俳優部門第1位に輝いたのは、山田裕貴。ドラマでは、1月期に『女神の教室〜リーガル青春白書〜』(フジテレビ系)で北川景子とバディに。前述の赤楚も出演した『ペンディングトレイン‐8時23分、明日 君と』では主演を務めた。そして今年1年を通して、大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合ほか)では本田忠勝を熱演。松本潤演じる家康の家臣として、強く冷静で時に親バカな“忠勝像”を作り上げた。

 さらに映画にも多数出演した山田。第5位の北村が主演の映画シリーズ『東京リベンジャーズ』の2作には“ドラケン”こと龍宮寺堅として出演。本作では、マイキー吉沢亮)と「東京卍会」を結成した瞬間なども描かれた。7月に公開された『キングダム 運命の炎』では、同シリーズに初参戦。趙国最強の武将の1人として、狂気溢れる演技を見せた。現在は、出演している映画『ゴジラ‐1.0』が公開中だ。

 来年1月期には、月9『君が心をくれたから』(フジテレビ系)で永野芽郁の相手役に決定している。2024年も、山田の活躍はとどまることを知らなそうだ。

(左から)山田裕貴、赤楚衛二  クランクイン!