ボーフムに所属する日本代表FW浅野拓磨が、今シーズンのリーグ戦5ゴール目を振り返った。16日、クラブ公式サイトが伝えている。

 浅野は16日に行われたブンデスリーガ第15節ウニオン・ベルリン戦に開幕から全15試合連続で先発出場すると、0-0で迎えた45+5分にCKの流れからこぼれ球に反応し、右足で豪快な一撃を突き刺し、先制点を挙げた。チームはその後2点を追加し、87分までプレーした浅野は3-0での勝利に大きく貢献している。

 5試合ぶりとなる今シーズンのリーグ戦5ゴール目(公式戦では6ゴール目)を記録した試合後、浅野は「ゴールを許さなかったし、僕たちはとてもいいプレーができたと思います」と振り返りながら、次のように続けた。

「僕は常にゴールを決めるチャンスを待っています。(ケヴィン・)シュテーガーからいいCKが入ってきて、チャンスを活かすことができました。僕はスプリントをたくさんすることでチームを助けることができる。これは攻撃にとって重要なことです。2点目の前にやったようにパスを出すのも好きです」

「今日は本当にうまくいきました。トレーニングではいいプレーをすることが多いですが、試合ではさらに難しいことです。今日は成功しました。ファンの前でホームでプレーするのはいつもセンセーショナルだし、レヴァークーゼン戦でもチームとしてこの調子を維持することが理想的です」

 2試合ぶりの勝利で13位につけるボーフムは次節、20日にアウェイで首位に立つレヴァークーゼンと対戦する。

今季リーグ戦5ゴール目を決めた浅野 [写真]=Getty Images