チェルシーに所属するスペイン代表DFマルクククレジャはしばらく戦列を離れることになりそうだ。

 現在25歳のククレジャは昨夏にブライトンからチェルシーに加入。今シーズンはチーム事情もあり、不慣れな右サイドバックでも起用されるなど、ここまで公式戦12試合に出場している。しかし、10日に行われたプレミアリーグ第16節でエヴァートン戦(●0-2)では84分に負傷交代を余儀なくされていた。

 試合後にはチェルシーマウリシオ・ポチェッティーノ監督が足首をひねっていたことが交代理由と明かしていたことから、ククレジャの状態には注目が集まっている。

 16日に行われたプレミアリーグ第17節シェフィールド・ユナイテッド戦(◯2-0)前に、ククレジャは足と足首の専門家に面会する予定で今後の状況については数日以内に決定することがクラブ公式サイトで発表されていたなか、同選手は自身のインスタグラムを更新。左足首を包帯で巻いた状態でベッドに横たわっている写真や松葉杖をついている状態の写真とともに、「もっと強くなって戻ってくる時だ」と投稿した。

 なお、依然として離脱期間は明らかになっていないものの、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏は、少なくとも来年2月までは復帰できないことを伝えていることから、約3カ月の離脱となることが予想されている。

 負傷者が続出しているチェルシーでは、イングランド代表DFベン・チルウェル、フランス代表DFウェズレイ・フォファナらが長期離脱しているなか、エヴァートン戦ではイングランド代表DFリース・ジェームズやスペイン代表GKロベルトサンチェスも負傷交代となるなど、シェフィールド・ユナイテッド戦では10選手が起用できない状況となっており、ククレジャもしばらく欠場することはチェルシーにとって大きな痛手となりそうだ。

しばらく離脱することになったククレジャ [写真]=Getty Images