ダイビル株式会社(大阪市北区、代表取締役社長執行役員 丸山卓)は、このたび、ベトナムハノイ市の業務中心地区(Central Business District : CBD)であるホアンキエム区に所在するAグレード*1オフィス・商業ビル「63 Ly Thai To」のメジャー持分*2を取得しましたのでお知らせします。

ハノイ No.1 の好立地で高パフォーマンスを誇るAグレードビル

 本物件は、ハノイランドマークとして有名なオペラハウスハノイ証券取引所とともに、洗練された目抜き通りが交わる象徴的な交差点に面し、周辺は 5 つ星ホテルや高級ブティック、主要行政機関が立地するオフィス・商業ビルとしてこの上ない最高立地にあります。また、開発元であるHongkong Land *3傘下企業の高品質な管理により、築 25 年を経過しても高水準の賃料および稼働率を誇るAグレードビルです。同じホアンキエム区で当社が保有・運営するAグレードビル「コーナーストーン・ビルディング」とも至近距離にあり、両ビルがこれまで築いてきた高品質なビル運営管理のノウハウを共有し、ベストプラクティスを採用することでテナントサービスの向上を目指すなど、シナジーを追求してまいります。

当社のベトナム事業

 当社は2012年にベトナムホーチミン市の「サイゴン・タワー」、2014年に同ハノイ市の「コーナーストーン・ビルディング」と、ベトナム2大都市における好立地Aグレードオフィスビルを取得、当社社員を現地のビル保有・運営会社に派遣し日本国内に準じたオフィス賃貸サービスを提供することでテナントの皆様および市場から高い評価を受けております。さらに2021年にはハノイ市において、当社海外事業初となる当社主導のオフィスビル開発プロジェクトへの参画を決定するなど、ベトナムにおける日系オフィスビル事業者のパイオニアとして同国で着実に事業基盤を築いております。

 現在、ホアンキエム区にあるグレードAのビルは13棟に留まっており、今回の「63Ly Thai To」を加え、当社はそのうちの2棟の保有・管理に関与することになります。

2023年度を初年度とする「ダイビルグループ中長期経営計画2035‘‘BUILD NEXT.’’ *4」においても、引き続き海外事業は主要戦略の1つであり、当社の100%株主である株式会社商船三井の海外ネットワークも活用し、ベトナムをはじめとして今後も海外投資に積極的に取り組んでまいります。

*1 Savills Market Reportのグレード定義による

*2 当社がメジャー持分を取得し、既存管理運営会社と引き続きマネジメントに当たる。他方は不動産の管理および運営を業とするベトナムの公的企業持分。

*3 Hongkong Landは大手上場企業グループで、不動産投資、運営・管理、開発を手掛ける。同グループは香港をはじめとしてシンガポール、北京、ジャカルタといったアジア主要都市において高品質なオフィスおよび商業アセットを保有・運営している。法人登記上の所在地はバーミューダ諸島、ロンドン証券取引所スタンダード部門プライマリー上場、バーミューダおよびシンガポール証券取引所セカンダリ上場。

*4 contents.xj-storage.jp/xcontents/AS03619/52299fd3/235f/4a82/99f3/141aa7be31c4/20230518171751116s.pdf

■物件概要

■位置図

以上

配信元企業:ダイビル株式会社

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