株式会社テラスカイ(本社:東京都中央区 代表取締役CEO 社長執行役員:佐藤 秀哉、以下テラスカイ)は、Salesforceの画面開発ツール「SkyVisualEditor」を2023年12月17日(日)にV20.0にバージョンアップいたしました。

今回のバージョンアップでは、SkyVisualEditor LCの「フレキシブルデータテーブル」の機能追加を行いました。かねてより多く要望いただいていたレコードのインライン編集機能が追加され、コンポーネント上で直接レコードを追加編集できます。また、初期表示時のデフォルトレイアウトの設定が可能になりました。デフォルトレイアウトは管理者による基本設定と、ユーザーごとの設定のどちらにも対応可能です。

主なバージョンアップ内容は以下のとおりです。

■フレキシブルデータテーブルでレコードの編集が可能に

レキシブルデータテーブルにインライン編集機能が追加され、コンポーネント上でレコードの更新が可能になりました。インライン編集機能の特徴は下記となります。

-「編集した項目」「保存時エラー発生した項目」「エラー発生後に修正した項目」を背景色やアイコン表示により視覚的にわかりやすく表示

- レコード保存時に発生したエラーはフレキシブルデータテーブル上部にわかりやすく一覧表示

- SalesforceモバイルアプリケーションおよびiPad Safariに対応

- インライン編集1回で最大500件までレコード更新可能

インライン編集可能なSalesforceデータ型の詳細については、ヘルプドキュメントをご参照ください。

レキシブルデータテーブルインライン編集機能の特徴

■フレキシブルデータテーブルで初期状態のレイアウト適用が可能に

レキシブルデータテーブルの初期表示時に使用するデフォルトレイアウトが設定可能になりました。

これにより画面やコンポーネントを更新する度にフレキシブルデータテーブルが初期レイアウトリセットされることがなくなりました。

また「システム管理者による基本設定」と「各利用ユーザーによるレイアウト設定」の両方でデフォルトレイアウトは設定可能なため、全ユーザーで共通となるレイアウトを指定しつつ、ユーザー側で自身に合わせたデフォルトレイアウトの適用が可能となります。

各利用ユーザーによるデフォルトレイアウトの設定

■フレキシブルデータテーブルで業務に必要な項目や機能のみ有効化が可能に

レキシブルデータテーブルで利用可能な項目の指定や各機能のON/OFFなど詳細な機能設定ができるようになりました。またこの機能設定はSalesforce組織としての共通の設定はもちろん、特定ユーザーに対する個別の設定も可能です。

全ユーザーに共通で適用される「基本設定」と、特定ユーザーのみ優先して適用される「ユーザー設定」の2種類の設定があるため、「CSVエクスポートは基本設定では利用不可だが、特定ユーザーのみ利用可能にする」といったカスタマイズが可能となります。

レキシブルデータテーブル機能設定の流れ

「基本設定」と「ユーザー設定」で制御可能なフレキシブルデータテーブル機能の一覧


レイアウトの表示/非表示の切り替えが可能に

Studio上で配置したレイアウトの表示切替を実現する新ユニット「カスタムトグルボタン」が追加されました。

カスタムトグルボタンでは、左右それぞれのボタンでコンポーネント内に配置したレイアウトの表示・非表示の切り替えが可能なため、対象コンポーネントの業務用途に合わせて、必要な項目や機能を配置したレイアウトのみを出し分けることができます。

カスタムトグルボタンによるSalesforce上でのレイアウトの表示切り替えの例

Studio上におけるカスタムトグルボタンの配置と設定

上記機能の詳細はリリースノートをご確認ください。

https://www.terrasky.co.jp/files/SkyVisualEditor_ReleaseNote_V20.0.pdf

SkyVisualEditorについて

Salesforceの画面をノンプログラミングで開発できるツールです。マウスドラッグドロップだけで、簡単にVisualforceページの生成することができます。また、Lightning Experienceにも対応しているので、VisualforceページのLightning移行をスムーズに行うことが可能です。

https://info.skyvisualeditor.com/

*本文中に記載された会社名、サービス名等は該当する各社の登録商標です。

配信元企業:株式会社テラスカイ

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