元読売ジャイアンツの江川卓氏が自身のYouTubeチャンネルで、中田翔選手が入団した来年の中日ドラゴンズについて語った。
■江川氏が中田選手の中日入団を語る
中田選手の中日入団について江川氏は「中日が大変大きいということで。中島さんもとったんですよね。中島さんをとったから、中田さんはとらないかと思ったんだけど、とりましたね」と語る。
続けて「中田さんは中心を打てるバッターなので、3番か4番、あるいは5番を打つでしょうね。なにが起きるかと言うと、中田さんが1人入ることによって、前は細川さんと石川さんの2人が、中田さんが入る前は長打力を求められるから、ものすごく振らなければいけなかった」と解説した。
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■得点力向上は確実？
江川氏はさらに「中田さんが入ると、中田さんがいるから、たとえばホームランを打たなきゃいけないっていうところを、2塁打とかシングルヒットでもいいという感覚に変わるんですよ。中田さんに信頼があるから、回そうよという、今までなかった意識が出てくる」と指摘する。
そして「そうすると塁が埋まってくるようになる。得点力が皆さんが考えているよりも入るようになる。得点が入るとどうなるかというと、柳投手状態がなくなるんですよ、20試合で8点かなんかしか取ってもらえない状態があったじゃないですか。あれが20試合で12、3勝するんですよ。プラスになってくる」と話した。
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■ピッチャーは「すごく嬉しい」
中田選手入団の効果について江川氏は「ピッチャーにとってすごく嬉しいし、楽に投げられるんですよ、失点をしてもいいと思うから。だから全く野球が変わるんですよ、中田選手が入ってきた、中島選手が入ったで、プラス1人打撃が強くなるね、じゃないんですよ。その効果はすごく大きくなる」と持論を展開。
そのうえで「だから、ちょっとおもしろいチームになると思います。2024年は。みなさんが思っているより、ちょっとおもしろいと思いますけどね」と語っていた。
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■得点力不足に苦しんだ中日
中日は今シーズン極度の得点力不足に陥り、チーム打率とホームラン数、打点がリーグ最下位に。
この影響で投手陣に勝ち星がつかず、柳裕也投手は防御率2.44ながら4勝11敗という成績に。また、高橋宏斗投手も防御率2.53ながら、7勝11敗だった。
江川氏は打点王を複数回獲得している中田選手の加入で中日の課題だった得点力不足が解消され、順位も上がっていくと考えているようだ。
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■江川氏が来年の中日を語る
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