オリヴィアロドリゴは、2年前にデビュー・シングル「drivers license」をリリースした瞬間から何千人もの前でパフォーマンスする準備ができていた。だが、20歳のスターはVevoの最新パフォーマンスで、ソングライター志望の大学生のように、自身のバンドと薄暗い地下室でロックしている。

 オリヴィアは、「all‐american bitch」に続く、Vevoのために行ったパフォーマンス第2弾で、2ndアルバム『ガッツ』に収められているパンクの影響をすべて注ぎ込み、グランジ風のポスターとむき出しのパイプに覆われた薄暗い地下室で、シングル「get him back!」を熱唱した。

 このパフォーマンス映像は、彼女のYouTubeチャンネルでVevoオリジナル・パフォーマンスの第1弾「all‐american bitch」が公開されてから3日後の現地時間2023年12月18日に公開された。きらびやかなブルーのドレスに身を包んだオリヴィアは、廃墟と化した劇場で『ガッツ』のオープニング曲「all‐american bitch」をエネルギッシュに歌い、終盤ではステージの床に寝転がりながら何度も叫び声を上げた。

 来年2月にはオリヴィアにとって初アリーナ・ツアーが開幕する予定で、北米とヨーロッパを回る予定だ。このツアーに向けてリハーサルを行う中で、彼女は最近、米ロサンゼルスタイムズ紙に対してデビュー・アルバム『サワー』に収録されているいくつかの曲を書いた時から成長し、「もうあまり好きではない収録曲もある」と話していた。

オリヴィア・ロドリゴ、「get him back!」の公式パフォーマンス映像で熱唱