今年のテレビ番組出演本数ランキングがニホンモニターにより発表され、昨年2位だった麒麟・川島明が見事1位に輝いた。関東での出演本数は586本、一日平均1.7本という驚異的な数字は改めて川島の多忙ぶりをうかがわせたが、そんな川島も驚いているというのが同ランキング14位にランクインした南海キャンディーズ山里亮太の“対応力”だ。

17日に放送された『川島明ねごと』(TBSラジオ)の中で、今回のランキングについて触れた川島明。昨年からさらに50本も番組本数を増やし1位となった川島だが、今回の結果は「たまたま」と言う。というのも昨年はオードリー・春日俊彰との“ライバル対決”もあり、「日本一を人生で一回獲ってみたい」という思いで極力テレビの仕事を詰め込んでいたため、今年は“質重視”で仕事をこなしていたからだ。年内も働き詰めというわけではなく、26日に生放送される『ゴールデンラヴィット!』(TBS系)が仕事納めとのことだ。それでも昨年以上の番組数をこなしており、本人が言うようにまさに「質も伴って量も伴った」一年だったようだ。

そんな川島だが、同じくランキングに名を連ねた芸人のなかで一目置いているのが山里亮太だという。 それを決定づけたのが先日、山里がピンチヒッターを務めた『女芸人No.1決定戦 THE W 2023』(日本テレビ系)での“対応力”だ。体調不良のフットボールアワー・後藤輝基に代わり急遽MCを務めた山里だが、彼は平日の帯番組や週末のトークライブ、さらにレギュラー番組も持っている。そんな中で収録20分前に現場に到着し、完璧にピンチヒッターをやり遂げた山里について、川島は「異常者ですよ、あれは」「気持ち悪い」と評しており、もはや驚きを通り越して理解できない存在となっているもよう。ついには「絶対尿検査したほうがいいぜ」とドーピング疑惑まで噴出しているというから、それほど山里の仕事ぶりはいい意味で常軌を逸しているのだろう。

川島は「来年とかは山ちゃんになりそう」と、山里を来年のテレビ番組出演本数1位に予想している。川島自身は若手に仕事を循環させたい思いもあり、今後の仕事量はある程度セーブしていきたい様子だ。今回は14位だった山里だが、現在レギュラーを務めている帯番組『DayDay.』(日本テレビ系)が今年4月からスタートしたことを考えると、十分に可能性はありそうだ。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)

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